わたしたちの家に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『わたしたちの家』に投稿された感想・評価

pherim
4.5

記憶喪失の女性が流れ着いた一軒の古民家で起こる、異なる二つの世界の呼応。その不穏さにはしかし、人を脅かす種の恐怖はない。

建物本来の機能を心的に深く掘り下げるような手触りの中立性が、心地よい独特の…

>>続きを読む
Juzo
4.9

ひとつの家に、ふたつの時間が流れている。
見知らぬ二人の女性の物語が、すこしずつ重なり合い、静かに世界が歪んでいく。
清原惟監督の視線はとても繊細で、音や光の揺らぎ、沈黙の間に記憶や気配が漂っている…

>>続きを読む
HAL
4.6

『すべての夜を思いだす』に続いて観たけど、若手監督でありながらすでに作家の初期作を観るような楽しさを感じた。こっちの方が熱意や気合いを感じさせるショットが多くて、ある意味では見やすいかも。逆にいえば…

>>続きを読む
voter
4.5

終盤のシーンは全くわけのわからない状況だが、それが起こったのだと認めれば感覚的にわかりそう、わかりたくなる。
あの終盤のために全ては準備されてたのだと思う。双対な2つの世界を介する家の記憶、それは特…

>>続きを読む
改めて観るとこの当時の色々な作品に影響を与えていた気がする。
物語るというより、強度のあるイメージからイメージへ、原色的な感情から感情への“しりとり”のよう。
マル
4.3
シャッター
ビーズカーテン
ゴミ収集車
クレンジング
クリスマスツリー
Coral
4.1

家は閉塞性を持つが同時に「隙間」や「空洞」を生み出す。家が「通路」的空間となり別世界とつながる。その「通路」は揺れる海へと続いている。家はひとつで済むし、海はただそこにある。想像力を駆使してお金のか…

>>続きを読む
yz
4.7

このレビューはネタバレを含みます

『すべての夜を思いだす』で清原監督を知り、ずっと観たかった一作。
形容し難いが確かな豊かさ、喜ばしさ、素晴らしさが詰まった傑作。凄く好き。

好きな瞬間たち。最初のダンス、階段とキッチンを同時に捉え…

>>続きを読む
塩湖
4.5

家がもつ記憶の映画。と思いきや、セリが丘の土にコンセントぶっさしてクリスマスツリーを灯らせ、その横に目を瞑り寝っ転がる場面で訳もわからないままに感動してしまい、やはり人のまなざしの映画なのかなとか考…

>>続きを読む
ニシ
4.4

特に仕上がった人物像があるわけでもなくラストまで大きな事件もないんだけど、1つの家という空間をこねくり回して80分間保たせてみせる素晴らしい作品です。家出した、また他に居場所を見出せるにもかかわらず…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事