こんなに意味が通らなくて良いものなのか?と疑問を抱えながら鑑賞しましたが、映像と音がずっとぜいたくで心地よく はっとするシーンも多くて やっぱりこの監督さんの紡ぐ作品は素敵だなという感想に至った。
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新文芸座オールナイトにて。
“家”を舞台に絡み合う2つの世界。
パラレルワールドのようでいて、いくつかのアイテムや声を介して影響し合う。おもしろい仕掛けを考えるなぁ…
ストーリー的には展開は少ない…
「家」という一つの空間を介して二つの独立した世界軸(どちらも現代の設定とのことなので時間軸ではないのかなと)を描く
物だけが通れる小さな穴というのは楳図かずおの『漂流教室』で出たあのアイデアという…
ふたつの物語がどういう関係なのかとか、どうつながっているのかということを考えてもあまり意味がありませんし、それを伝えたい映画ではないように思います。
たとえば家にいて、ふっと何か今ここのものではな…
©東京藝術大学大学院映像研究科