修道士は沈黙するの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

修道士は沈黙する2016年製作の映画)

Le confessioni

上映日:2018年03月17日

製作国:

上映時間:108分

3.5

あらすじ

「修道士は沈黙する」に投稿された感想・評価


新作DVD📀
思っていたものとは違う哲学の香りがするミステリーでした🤔
でも何かしら今一つ乗れない展開でした🎞

バルト海に面したリゾート地⛱
そこでG8の財務相会議が開かれ、各国の財務大臣たちが集まって来る🌎
その会議の前夜祭に招待されていた修道士は、国際経済界の大物ロシェから告解を受けるが、翌朝、彼はビニール袋を被って死んでいるのを発見される😨

ロシェは自殺なのか他殺なのか...🤔
関係者たちの関心は、彼が修道士に告げた告解の内容へと向けられますが、告解の内容を口外してはいけないという戒律のため沈黙したままです🤐

周囲の関心を飄々とかわしていく修道士...☹️
どこかトボけた感じが、世界経済の行く末を決める者たちを煙に巻き、風刺するような感じが、普通のミステリーとは一線を画しています🎞
犯人は誰だ!的な作品を期待して観るとヤラれます😞

そして、肝心の告解の内容は、ちょっと意外なもので...🤫
修道士が以前やっていた肩書きに絡むもので...文系の私にはサッパリ分かりませんでした🙄
ひょっとしたら各国の蔵相も理解できていなかったかも...皆、官僚任せでしょうから...🙄
でも本当にあんな物が本当に世界経済を支配しているのでしょうかねぇ🌏
そう思うとバカバカしくなりました😡

ラストの修道士のスピーチも哲学というか...各国のお偉さん方を嘲笑っているかのようで...🤪
まあ、世界経済のためにではなく、自国を含む先進諸国のために会議やってますよぉ...というスタンスを修道士に見抜かれていたのでしょうからラストも痛烈な風刺となりますね🎞

そして、大切なものに一番気づいていたのは、犬だったかもしれない🐕というのがこの作品の最大のオチでした🐶
予告編じゃ「社会派ミステリー」とか銘打ってたけど観終わってみればなんか『用心棒』って感じ。監督も西部劇だと言ってる。なるほど修道士サノス、じゃなくてサルスの沈黙具合は孤高のガンマンイーストウッドにも似てる。対する悪党はG8財務省会議の面々、つまり世界の富裕守銭奴代表、つまり日本だったら麻生さん。『グレートビューティー』ではグレート享楽者だった孤高の修道士サノスじゃねぇやサルスは静かに静かに構えて構えて構えてぇーので悪党全員まとめてぶった斬る。神学的な指パッチンして去っていく。去り方に不服の方もおられるようだがアレはつまり寓話と受け取ろう。映画なんだから。地味に豪華キャストだった静かな静かな大人向けヒーロー映画。って感じ。
199x

199xの感想・評価

3.6
結構分かり易いが結局のところ修道士は沈黙しておらずマイナスさせてもらう。まあでも、描きたいことは分かるし重すぎる事なくミステリのように描かれているのでカンヌ系の映画やしっとり系が苦手な人もたのしんで観れる作品となっている。食事と一緒に鑑賞とかは厳しいかもね、謎解き要素ではあるから。しかし解決方法は腑に落ちず、超常現象を使い締め括るので雑。もっと言うならば宗教(修道士)の宣伝感?が犬を窘めてしまうとか割と強い。少々予告での期待値が高すぎた。
俗世にまみれた人たちの中、浮き上がった存在の修道士が魅力的。わんちゃんと富豪おじいさんが良い味。淡々と思わせぶりシーンが続くので1周目は途中で寝てしまい、ラストを見てから2周目を倍速で見たら面白く見れた。
emily

emilyの感想・評価

4.0
ドイツのリゾート地でG8財務相会議が開かれる前夜、国際通貨基金の専務理事ロシェは、各国の財務相およびロックスター、絵本作家、修道士を自身の誕生日会に招待する。イタリア人修道士サルスは、食事後ロシェに呼ばれ告解を受けるが、翌日遺体として発見される。その告解について警察の事情調査がはじまるが、サルスは沈黙を守り。。

不思議な銅像、双子、意味深なカットが続き、不穏な空気を漂わせる。鏡やプールの水面、奥行きを使ってミステリアスに、常に何かを感じさせる。じわりじわりと歩み寄り、シリアスな中に皮肉満載で時にその皮肉が笑いを呼ぶ。

小出しに交差させていく過去の描写が今を引っ張り深みを与え、ミステリアスがミステリアスを呼び、思い込みを操るように、想像以上に計算され尽くしている感じがする。

時にあざわらい、皮肉満載で、人間の真意にズケズケと入ってきて笑われているような気分になる。まるで観客を弄び、あざわらい、冷たく捨てられた気分だ。
感想川柳「罪悪感 これほど重い 鎖はない」

レンタル店でパッケージ借りでした。。φ(..)

バルト海に面したドイツのリゾート地ハイリゲンダムでG8財務相会議が開かれる前夜。国際通貨基金の専務理事ロシェは、各国の財務相およびロックスター、絵本作家、修道士という3人の異色ゲストを招いて自身の誕生日祝いを開催する。会食後、イタリア人修道士サルスはロシェから告解を受けるが、その翌朝、ビニール袋を被ったロシェの死体が発見される。警察の極秘捜査が進められる中、戒律に従ってロシェの告解内容について沈黙を続けるサルスは、各国財務相の政治的駆け引きに翻弄されていく…というお話。

政治的な問題と宗教的な問題が絡んでるので、取っつきにくいかと思いきや、それなりに楽しめました。(^ー^)

ダニエル・オートゥイユが出てますが、早々に死んでしまいます。f(^_^;でも『ローマに消えた男』のトニ・セルヴィッロがいい味出してます。(*´ω`*)

ロシェとサルスの会話は興味深いですね。( ゜ρ゜ )

『民主主義は絵空事だ』というセリフがありましたが、
少数の富者と大多数の貧者の世の中を見てると、確かにそうだなと思う。(._.)大多数の貧者が汗水働いたお金を富者がすくい取り、蓄える構造にしてしまった。

そんな現状をビジネスマンであり手品師でもある政治家と、人間性が入る余地のないIMFの理事が、貧者に気付かれないようのらりくらりと誤魔化し続ける。(-""-;)


でもその富者も精神的プレッシャーが凄そうですね。(-。-;)いくら心を無くしてタクトを振ろうとも、どこかで反動が来るわけで。( ̄▽ ̄;)


ラストは『ウホッ』( ̄0 ̄;と思いました。老獪とはこのことか。


それにしても日本の閣僚だけ血も出てない死体を見て、倒れるとかそんなヤワなイメージですか?(-。-;)


気になるセリフ
『自分に死をもたらしても他者を救うための行為なら自殺ではない』『時は存在しません 魂の変数にすぎない』『悪が加味されない善行は称賛されない』『私の経験では改善を試みるほど世の中は後退します』『創造的破壊こそ資本主義の特徴と言えます』


んでまず(^_^)/~~
Yuya

Yuyaの感想・評価

3.5
エコノミクスとロビー活動と敬虔な信仰
小難しい綻びを さっぱりちゃっかり 素直な表現で紐解いてくれるっていう 自分のような無知なタイプには もしかすっと 大変親切な映画なのかもしれない
なんか昔 ”つるかめ算“を教えてくれる ドラえもんの漫画を思い出した

神父のオッサンのすっとぼけた表情が まぁ小気味良いんだけど もし自分が刑事だったら撃ってるね
こんな風に議事進行があっさりすりゃ苦労はないんだろうけど きっと現実でもスーツのお偉方はそんな化かし合いをしてんだろうね
ホテルの廊下を裸の女が歩き回ってね…
来夢

来夢の感想・評価

3.3
『修道士は沈黙する』国際通貨基金の専務理事であるロジェはG8財務相会議の前日に、各国の財務大臣と修道士、ミュージシャン、絵本作家という3人を招待して、自身の誕生日会を開催する。その晩ロジェは修道士を呼び出し告解をする。明朝、ロジェは頭に袋をかぶった状態で自室で死んでいるのが発見された。
主人公である修道士は、真っ先に容疑者として疑われるのだが、みんなが知りたいのは真犯人ではなく、ロジェが修道士だけに語った世界の経済バランスを崩しかねない告解の内容だった。
サスペンス風なストーリーと政治的な泥沼感と宗教観、哲学と結構複雑で難解さも持った映画なので、小難しい映画や抽象的な映画が好きな俺でも油断すると置いて行かれそうになった。というと色々な知識がないと観られないんじゃないかと思われるかもしれないけれど、実はそんな風に難しく必死に考えること自体を小馬鹿にしたような側面もあり、途中ついていけなくなっても最後までみたら何だか腑に落ちてしまうという。初めはサスペンス。終わってみたら修道士を中心に周囲は空回りし続けるドタバタコメディーにも見えてきて、一風変わった映画でした。
ミステリーっぽい。

正直、難しくないけどよくわからなかった。眠くもならなかったけど。

女性陣がなかなか。

『グレイテスト・ショーマン』の後に観た。

48本目 招待券
jocx

jocxの感想・評価

3.5
トニ・ゼルヴィッロが神父様にピッタリで、風景と溶け込んでいた。内容はヒッチコックを彷彿させるが、監督自身が意識したという。告解の秘密を守るという使命、人は何が1番必要なのか。経済界を牛耳る1人の男の死、自殺か他殺か?常に静かに進む、まるで神父様の生き方のように。そして癖のある政治家達。それに対峙していく神父様。最後はあっけなかったが、小さな映画館によく合う映画だ。自前に予習していった方が、淡々と進む映画に対応できる。
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