テキサスタワーの作品情報・感想・評価

「テキサスタワー」に投稿された感想・評価

アニメーションだけを評価しても凄い
さらにそれがドキュメンタリーでありながらフィクションの映画のように演出されていた
ゆりな

ゆりなの感想・評価

3.7
1966年に起こったテキサスタワー乱射事件のドキュメンタリー。ロトスコープと実際の映像の切替が良かった。まずタワーから銃乱射するっていう発想が怖すぎる。
自分がその場にいてもあんな勇敢な行動を取れないと思う
ぺしん

ぺしんの感想・評価

4.5
丁寧なドキュメンタリー映画

これは凄い
ロトスコープで描いたアニメ+当事者のインタビューで、狂気の事件を炙り出す

撃たれた人
救助に向かった人
犯人を捕まえにいく人
報道する人
様々な角度から事件に迫ることで、
非常に緊張感のある素晴らしいドキュメンタリーになったと思う

撃たれた人の最後の言葉は、
俺の心を完全に撃ち抜いた

俺はNetflixの人間ではないが、
是非観てみてください
Skipper

Skipperの感想・評価

3.0
臨場感があり面白かった。犯人を許す、私も多くを許されてるから、って言葉が印象的。犯人の掘り下げが気になったけどそういう趣旨じゃないドキュメンタリー。
crazypizza

crazypizzaの感想・評価

4.0
テキサスの銃乱射事件のドキュメンタリー。
ひえー〜〜見て良かった!涙涙で見てた。
撃たれた人を救助した、ベトナムに行ってた男性がインタビューで、「何人救いました?って聞かれて、今日は2人(today,two.って言ったのが良かった…良かった。
最後、当時妊婦で、事件で恋人と赤ちゃんを失った人が、犯人を許すわって言ってて、私も色んな人に許されてるからって言ってるのを見て、あー見て良かった、と思った。凄くいい映画だった!
2017/4/10
libera

liberaの感想・評価

5.0
生存者のひとりの発言が印象的。

「まだ全てを掴めていない事と、事件を知っている人や覚えている人がいない事、それが辛い」

この事件はアメリカ国内でもあまり知られていないのだろうか。記録に残すことの重要性を再認識した。

途中でのドビュッシーの『月の光』の使い方が圧巻。
ロトスコープアニメーションで事件の経過が語られていくが、その合間に現在の老いた生存者たちのカットが挿入されることで、肌の質感の落差によって、この事件で失われたものや経過した時間が浮かび上がってくる。
回想形式+ロトスコープという様式のおかげで、事件のセンセーショナル性は薄れ、その代わりに当時そこで実際に個人がどういうことを考えてどういう行動をしたのかというのが強調される、という演出効果がうまい。
市井の弱き人々のなかにも英雄がいて、しかし怪物もいる、というのが説教臭くないのに理解できる。
クライマックスでかかるドビュッシーが荘厳。
1966年8月1日、アメリカ合衆国のテキサス大学の大学院生であるチャールズ・ホイットマンが、テキサス大学のオースティン校本館時計塔展望台に立て籠もり、眼下の人を次々に撃ち始めた。実際に起きた銃乱射事件のドキュメンタリー映画——。


実写の動きをカメラで撮影して、それをトレースするアニメーションの手法「ロトスコープ」映像と、当時のニュース映像、インタビュー映像を合わせた再現ドラマだ。

16名の死者と、33名の負傷者を出したテキサスタワー乱射事件は、2007年4月16日に発生したバージニア工科大学銃乱射事件が起きるまで、最悪の学校銃乱射事件であった。バージニア工科大学では、33名(教員5名、学生28名)が死亡している。

1999年4月20日に発生したコロンバイン高校銃乱射事件では、15名の死者と24名の負傷者が出ている。

2017年10月1日に発生し、49名の死者と、53名の負傷者を出したラスベガスの銃乱射事件をうけて、レディ・ガガやポール・マッカートニーが、デモに参加していたというニュースを見たばかりだったので、よりリアルに観ることができた。

「ボーリンクフォーコロンバイン」や、「エレファント」「15時17分、パリ行き」など、銃乱射事件を扱った映画は数多く制作されている。傷ましい事件を、風化させてはいけない。その一助になる映画には、作品の良し悪し以上の価値がある。

本作に星を付けないことにした(※というか、被害者ご本人がインタビューでがっつり登場されてる時点で、星なんて付けられないわ!)。
みどり

みどりの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます


Should’ve, could’ve, but I didn’t.

How can I not forgive him, I’ve been forgiven so much.
2016年。テキサス大学オースティン高校、1966年8月1日、正午。突如としてタワーの上から地上目がけて始まった銃乱射事件。当時の映像や音声、生存者の語りを交えながら、主軸にロトスコープ=演者に被せるように作ったアニメーションの再現ドラマを据えた異色の実話映画。
白黒の当時の実際の映像と、現在の生存者の語りの「時間の隔たり」を繋ぐものとしてアニメが選ばれたのが面白い。単に役者が演じては、それは別人になってしまう。そこで、若い頃の肉体を再現した二次元という薄い膜を被せちゃうことで、過去~二次元~現在の全体をふんわりとひとつに包んでしまうアイデア。
完全に上手くいっているとは言えないが、たとえば背景や細部をバッサリ切り落とすことで表情や動きを際立たせたりとアニメにしかできない大胆な表現がいくつもある。過去の出来事をこういう風にも描くことができるという野心的作品。一種の群像劇としての取捨選択の仕方もとてもよい。
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