................................................................................................
定年…
仕事の定年をむかえる。
これはまるで、楽しみと恐ろしさが同居しているかのような、人間としての本能と欲望に触れているような。
テーマとしては、終わった人がやることなく、ただただ萎んでいく、そんな人生は…
内館牧子の小説の映画化で監督は中田秀夫、中井貴一・キムラ緑子で舞台化もされている。
元ラガーマンで東大、メガバンクと進んだものの目が出ず、関連子会社の専務止まりで定年を迎えた舘ひろしが社員たちに見…
全ての人に「終わり」は平等にやってくる。
それは死だけでなく、出世コースだったり退職や結婚生活、倒産、破産など人生の節目に「良くない結末」として存在している。
それら対して「まだ終われない」と足掻く…
内館牧子ってこんな頭だけで考えたようなまるで現実感のない雑な内容書く人でしたっけ?
不倫を家族に推奨されてちょっといい感じになるとか、東大卒とキャリアが就職を邪魔するとか、財務資料を自宅に持ち帰る…
東大卒で定年までハイキャリア、でも定年でプツッと終わり、どうしていいか分からない。見ていてくるものがあった。仕事もまだまだできるし才能もあり人望も厚いのに、なかなかにやるせない。家族、特に奥さんとの…
>>続きを読む東大卒のエリート銀行員が出世競争に敗れ、子会社の専務で定年退職。若い女の子と恋仲になりそうになったり、IT企業の顧問に請われ、社長に。でも、会社が倒産して借金を被る。妻は不機嫌になり、卒婚。ドラマと…
>>続きを読む前半ごりっごりの男社会・家父長制の悪い要素てんこ盛りで観ててきつかった。
定年後も働く事にやり甲斐を求め続け家族の反対を押し切り、なし崩し的に畑違いのIT企業の社長になる事に。壮介は終盤まで自分の…
原作小説を発行当時読んでいたので、予想されたストーリーではあったが、面白かった。
映画化にあたり、田代=舘ひろしとは思いつかなかった。舘ひろしは、それほど芝居が上手いとは思えなかったし、刑事やヤク…
(C) 2018「終わった人」製作委員会