このレビューはネタバレを含みます
車を走らせるバディ
乗せた人にあるお願いをする
お金💰たっぷりあげるから
明日
穴の中に入った僕が死んでたら
土かけてねっていう
あらすじ
場所はイラン
イスラム教
宗教上、自殺に対しての価値観…
死を希求する一人の男の旅路を通して私たちに生とは何かを正面から突きつける作品である。
だがその問いは決して安直な哲学的演説や宗教的道徳に還元されることはなくむしろその不在性こそが映画の力を成している…
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掘った穴の中に睡眠薬を飲んで眠るから、明日の朝自分を呼びに来てほしい。
返事をしたら穴から出して、返事がなかったらそのまま埋めて欲しい。
このお願いを聞いてくれるひとをひたすらドライブしながらさがす…
キアロスタミ映画初鑑賞。
淡々とした物語の展開。キャラクターの心情などは、あまり説明されず、よくわからない部分も多いが、不思議と飽きずに観れた。
主人公に巻き込まれた人々同様に観客も、主人公の心…
キアロスタミ監督の作品は『友達のうちはどこ?』を観たことがあるけれど、あれも九十九折の道をひたすら進む作品だった。でもそれと違って、この作品は進むと言うより行ったり来たり、そこから抜け出すのに二の足…
>>続きを読む“桜桃の味”ではないけれど、仕事に疲れた時の食べた“メロンの味”によって「こんなに美味しいの?まだ生きていたい!」と思って元気になった事を思い出します。
人生のベースは基本的に不幸だとしても、「生き…
(C)1997 Abbas Kiarostami