このレビューはネタバレを含みます
基本的に出会う人々はみんないい人
お茶をくれたりオムレツをくれたり
同じところをぐるぐる走り続ける 土と砂だけの世界
序盤はカメラも車の中から出ない
兵士と神学生は自殺を止めようとして手助けを断る…
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人生に行き詰まった中年が道行く人を車に乗せ、自分で掘った穴まで連れてく。やがてその中年の男は「明日の朝、穴の中に横たわった自分に声をかけ、返事があれば助け、返事がなければ土をかけてほしい。」と依頼す…
>>続きを読むイランの風景は美しいし、人の表情は優しいし、ひたすらに淡々とドライヴする自動車のなかの視点なのにちっとも飽きさせずに見せる映像は端的に素晴らしい。むやみに白黒つけるような野暮な真似はせず、抽象的なも…
>>続きを読むブルドーザーが土を運んで、埋め立てていく、そこに主人公の青い影が重なっている。そのさまは、自分も朝になれば土に埋められて、死ぬのだという、自らの死を実感として確信することを表現する、最も感覚的で詩的…
>>続きを読む初イラン映画
車内での対話、乾いた空気と砂埃、余計な情報のないミニマルな構造と静けさのなかで、自らの生死観と向き合う時間。ラストは"生の側に居る"自覚を鮮明にするためのメタ演出だと思うのでとても良い…
すごい好みの映画だったな 色も風景も明るさも切なさも言葉の少なさもすべてが素晴らしい映画だった 哲学が詰まってる映画だったな最後まで それでいて構成はしっかり王道のものがあるからめちゃくちゃアートに…
>>続きを読む真っ赤に染まる夕日とか、遠くから聞こえる子どもたちの笑い声とか、ふと空を見上げた時に見える飛行機雲とか、そんな何気ないものに何故か心奪われる時が私にもあるので、そのシーンがお気に入り。観るたび好きを…
>>続きを読む久しぶりに観直しました。
一番シンプルで、季節や地、陽光の美しさを感じさせ、人間の倫理観や映画と観客との関係をも悟らせる、そして“ドキュメンタリー風“と言われることもあると思うがしっかり観ると緻密な…
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鑑賞直後、ただ呆然とした。「えっ、何?このラスト何?」登っていた梯子をいきなり外されたような衝撃だった。
この作品は映像やセリフの一つ一つが見事だが、何より構成が圧巻だと感じる。キアロスタミ監督は、…
(C)1997 Abbas Kiarostami