怒りが全く解消しない!
なにも解決しない!
実際そんなことばかりだと思う。けど同士とか痛みを抱えた人と共有共闘し合うこともほんとに端の端の解決法だとも思う。
初見と思って見始めたら完全に見たことあ…
ストーリー展開にどんでん返しは無い。
あくまで淡々と''地獄のその先''を移し続けている感じ。
でも役者の演技のどんでん返しが、見ている人の心を軽くしていく。
なんにも救われない、なんにも解決し…
サム・ロックウェルの
演技どんでん返し
ウッディ・ハレルソンの
暴れん坊なイメージとは
真逆の優男ぶり
交錯する悪意と善意
ダメだけど
立ち直れるから人間って良いよね
絶賛悩みを抱えてる方に…
このレビューはネタバレを含みます
最初は『広告をキッカケに、放置されていた事件が脚光を浴び全米を巻き込む一大ミステリーに』とか『イカレたオバさんがムカつく奴を全員ぶっ飛ばしながら事件を解決する爽快クライムアクション』とか想像してたけ…
>>続きを読む地獄を描いた映画。
不条理に対しての怒りをどこにぶつければいいのか、誰もとらえられない。
2人が越えようとしているのは現代の人間としての最後のライン。抽象的なものを恨んでそれを罰する権利があると…
何かとんでもないストレス、言うなれば理不尽に人間はどう向き合うのかという群青劇だった気がします
他者への怒りとして表現する母、
現実逃避して若い女にうつつを抜かす父、
闘病という現実を避けた署長、…
炎や赤い色を象徴として、それぞれの怒りが連鎖していくお話。
一見すると娘を焼き殺された主人公の怒りがメインかと思われるのだけど、実は暴力警官も怒りの連鎖の中心にいる。
暴力警官が聴いてる曲がABB…
純粋に作品を評価できる人にとっては十二分な傑作。影響受けやすい人は覚悟したほうが良いかな…。
私は全部全部辛くて、精神衛生上あまりによくなかった。赦しすらも辛かった。
あまり出番なくて忘れがちだけ…
や〜っと見れた。そしてこれが今年初映画。
年末はバタバタしていて映画を見る体力が落ちていることにも気づく年明けの一本。
レイプ犯に対しては何も進展ないし、全ての登場人物に対してやるせなさや忍びなさ…
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