今作のことは『カランコエの花』に出ていた俳優さんつながりで知り、はっきり言ってタイトルだけで「観よう」と思った。そしてそういう人にとっては間違いなく楽しめる作品だと思う。
ネタバレになるが、彗星の…
タイトルから絵作りから相米慎二のスピリットをムンムンに感じる
一方で相米作品特有の死の匂いや空虚さはなく、生の匂いと真っすぐさに溢れた青春映画になっている。
シーンの構成などで学生映画を感じさせな…
音楽が全部良くて、OPと彗星見るときの曲の絶妙な合唱曲とか社会の授業で見るビデオとかで流れる曲みたいな当然ヴェイパーウェイブでは無いけどノスタルジックな感じで、あの埼玉の高校の風景ととても似合ってい…
>>続きを読むもっとほんとうは低くつけるつもりだったんだけど(曇りなき感じが肌に合わなかったから)演出が良すぎて好みとか超えてしまった
あと主人公がめちゃくちゃ高校の頃好きだった人に顔が似ていてびっくりした とか…
溢れ出る相米慎二と山下敦弘感!
この監督、カット割りにおけるセンスで言うと圧倒的なものを持っていると思う。
学生映画とは思えない、丁寧にカットを重ねていて、本作には必要不可欠なテンポの良いカット割り…