大林宣彦監督戦争三部作第三作。
佐賀県の唐津を舞台に、太平洋戦争勃発前夜を生きる若者の群像劇。
大林監督の魂が、記憶が映画に焼き付いている。
燃えるような友情、恋愛、青春。観客が生半可…
茶色い戦争ありました
いつまでも欠けない月
夜の海辺の決闘
淑女は消え、皆消える
割れた鏡越しのキス
赤、血、月夜の音楽、
彼の笛の音、別れの生む狂騒
青春が戦争の消耗品なんて
お飛び、お飛び…
万人受けはしないグロテスクコラージュ。
大林監督の若いころの脚本を晩年になって映像化したものだとか。
もう、なにを描こうとしているのかなんてどうでもいいですね。
大林ワールドというか、大林映像…
©唐津映画製作委員会/PSC 2017