過去、台湾では布袋劇や日本という郷愁や憧れはとうに過ぎ去り、今やホウ・シャオシェンやエドワード・ヤンが郷愁になっている。あちこちから聞こえてくるスマホの着信、一家に一台の電話を個人で持ち歩く時代にな…
>>続きを読む台北に暮らす3人の男女の日常を描いた物語。
劇的な展開があるわけではないけれど、何気ない日常を映した映像が美しくて、この映像を観れて良かったなと思う。ホアン・シー監督好きかもしれない。これが長編デ…
台湾の夏。蒸し暑さとは反対に、登場人物たちの心には穴が開いていて、そこを冷たい風がスースーと吹き抜けていく。でもパズルのピースが欠けたような喪失感をお互い抱えているからこそ、前に進んでいく希望が見え…
>>続きを読むすごく好きな映画だった。
序盤の電車のシーンとかは20年以上前の東アジアの映画にも見えて、スマートフォンが映るまではなんとなくもっと古い映画かと思っていた。
だんだん日本で暮らしていても見るような…
登場人物の誰にも特に共感するところはなく、心に刺さるところもなく、台湾に対しての思い入れもないので風景がしみることもなく、でもなんだかんだ言いながらもけっこうハマり込んで観てしまった。
音楽が心地よ…
日常は大抵、何も起こらない
時間は変わらず流れているし
何をどう捉えて、どう感じるか
人間は面倒だ
無駄に脳が発達したから色々と感じちゃうし、何かしら意味を見出そうとするし、何かを考えざるを得ない…
近すぎると愛し方忘れちゃうし、(私は)衝突に怯えて離れすぎてしまう
他人との距離のはかり方がずっと分からずにいるので少し救われた
インコを探すシーンと窓を修理しようとしてジタバタしちゃうシーン好きだ…
◎観て良かった。
台北に暮らす3人の孤独。
鳥を愛する女性。
高校卒業以降実家に帰らなくなった車中生活する男性。
母と生活する生きづらい少年。
はっきりとしたストーリーは無いけれどゆっくり流れてい…