クワイヤボーイズの作品情報・感想・評価

『クワイヤボーイズ』に投稿された感想・評価

3.7

警官とは名ばかりでモラルも何も無い完全な無法地帯。そもそもバート・ヤングみたいな輩が警察側にいていいわけがない笑。

アルドリッチ的な反権力/反体制の主題も、警察という組織内における上下間の狭義なも…

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ロス警察のウィルシャー分署の変態・変人集団、クワイヤボーイズの日常勤務を描いた骨太ブラックコメディ。過激だけど、ポイズン効果で笑いは硬直。脚本を書いた原作者が、名前を削れと言ったというのも頷ける。

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ロサンゼルスのある分署、そこに集まる巡査たちのやることは、イタズラというよりも犯罪すれすれの嫌がらせだった。
気に入らない上司を馬鹿にし、個性の強い同僚にもイジメを繰り返していた。
しかし悩みを抱え…

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AONI
3.5
ダメ警官たちのダメダメ日誌
そんな警官たちが気骨な一面を出すところには、異色作でもアルドリッチ作品らしさを感じます。
『センチュリアン』の超下品バージョン。
この底意地が悪い感じ、途中までアルトマンの映画かと思っていた。
愛すべき点も多いが不快な部分も多い。
アルドリッチの男臭さが裏目に出た感じ。

アルドリッチの道化師としての技量を確認できる。堂々とクソッタレな警察の下劣さを演じさせる眼差しがあるからこそ、クライマックスののっぴきならない同僚の自殺という事件を直視するための振舞いが感動を引き起…

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tunic
5.0

現代ならポリコレ的にアウト!な警察24時。忠誠心なんかクソくらえ、最後に高笑いしたもんが勝ちというルール。タマの有る無しは結局のところ、何に対して信義を重んじるのかで決まる。それが国家や組織でないと…

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4.4

警官もアメリカだと危険に常にさらされているので、この映画に出てくるようなバカ騒ぎも必要なんだろうな。ベトナムの影響受けていたり当時のアメリカの背景も描かれているし、たくさん出てくるキャストのキャラク…

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聖歌隊となのるロサンゼルス警官達の破廉恥行為、ブラックユーモアを交えて展開する。公園で酒飲んでいるだけの警官たち。人種差別、ホモ、性倒錯、ベトナム戦争の後遺症、反権力とさまざまな警官達の群像劇だ。こ…

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Show
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このレビューはネタバレを含みます
良かったところ
・内容が中々ハードなところ
・スクージとの風俗課のシーン
・コメディで笑えるところもあるんだけど、なんとも悲しい気持ちになるところ

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