救いは無いが
見ていて終始緊迫感のある映画
基本家の中だけなのに
爆音や銃の音で状況が伝わる。
そしてそれに慣れてしまっているような
子供達。それだけで伝わります
後半は胸糞ですが
主人公の女主…
人物を背後から追いかける感じのカメラワークが多く、緊張感あってよかった。
ドキュメンタリー的なリアルさがある一方、家主である母が一人になった時にテーブルに横たわるシーンやラストは映画的演出が感じられ…
シリア内戦の渦中、空爆やスナイパーや強盗の襲撃に怯えながら日常を過ごす家族の1日を描くワンシチュエーションサスペンス。無差別暴力のショックと「トイレがくさい」など日常描写の同居。「この家は私の家、絶…
>>続きを読むシリアの紛争でアパートの一室にこもる主人公オーム家族と隣人、果てなき砲撃音に恐怖する日常は、戦争の愚かさを物語る。様々な局面で露呈する各々の心の弱さは罪なのか、抵抗することの代償に怯えて沈黙するオー…
>>続きを読む 映画サークル上映会にて視聴。
かなり重たく、辛い作品。シリア内戦下の首都ダマスカスを舞台とした、緊迫した密室劇。
緊張の場面が連続する展開が、どうしても私的に合わなかった。爆撃、サイレン、…
監督はベルギーの方ですが、シリアの街中の戦時下の家族たちの今にも切れそうな生命線が、冒頭から最後までぐいぐい迫ってきて何度も途中で折れそうになりました
生活音が銃撃爆撃音って…この音を聞いて育つ子供…
正解のない問いを投げつけられたような気がした
何度考えても、答えがわからない
と言いながらその実、正解はないのだから仕方がないと思いたいだけなのかもしれない
試されているのだろうか
暴かれているのだ…
戦争物というと兵士や戦いの中での人間模様を描くものが多いが、これは戦地に生きる"市民"のリアルがひしひしと伝わる作品。
エンタメ性はほぼ無く、光も救いも無い作品だが、そこに"人の強さ"を見た気がす…
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