戦後台湾を生き抜いた外省人の壮絶な運命──昨年の台湾巨匠傑作選のプログラムに入っていたけど、王童の台湾近代史三部作の中で唯一ソフト化されているので別途DVDで観ることにしていた作品。国民党軍に紛れ込…
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記録し忘れてた。
中国からバナナが食べられるからという理由で台湾に渡ったちょっとおバカな青年兵ふたりが経験する数奇な運命。
主人公のキャラクターにだいぶ救われるところがあり…
バナナが食べれると、大陸から台湾へやってきた国民党軍の厨房係の2人。年上のダーションはアニキ肌で、疥癬もちのメイシュアンの面倒をみている。
バナナは食べれないままだが、慰問隊の舞台を手伝うなど楽し…
台湾で暮らした中国本土人の姿を戦後直後から現在に至るまでの長いスパンで描く。色々感じるところがあるし、台湾の田舎の緑やセピア色の色彩は目に染みるのだが、主人公の、彼に連れそう女性や狂気に堕ちてゆく兄…
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台湾の時代劇を見ている気持ちだった。
40-50年代に台湾で生じたことに興味があった。
本作は蒋介石らが中国から来た頃の話になります。
中国から来た外省人は横柄な態度で現地の内省人を見下して…
2時間半という長尺ながら、飽きそうなタイミングで10〜20年分の時間跳躍を行ってくれるためか、飽きることなく見ることができ、合計半世紀程の人間の人生が描かれるため、鑑賞後は長大な文学作品を一つ読み終…
>>続きを読む少し寝てしまって、起きたら完全に場所と年代がジャンプしていて、めちゃくちゃ仮説で補いながら観ることになった。
大きな歴史が前に出ているというより、歴史の主体として生きる人たちの日常が(とてもドラマ的…