いつものポール・トーマス・アンダーソンとは少し軌道は異なるものの、しかし、これもまた1つの父性の挫折のように僕には感じられる。このことは、フィルモグラフィを概観するように『マグノリア』(1999年)…
>>続きを読む序盤の美術点は満点です。
日本人には到底真似できそうにない英国の美意識に色彩感覚やられます。
風雅な音響も相まって、ほんとに、このままストーリーなんて無くてもいいのにと思うくらいに美しいです。
せ…
この映画のダニエル・デイ=ルイスはウッドコックという人物を演じるうえで完璧すぎる。ゆえの、俳優業引退と考えると、この作品の彼の演技に如何に感動したかを伝えられる術がないことにもどかしさを感じる。
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