海にのせたガズの夢の作品情報・感想・評価

海にのせたガズの夢2017年製作の映画)

上映日:2018年11月10日

製作国:

上映時間:90分

あらすじ

「海にのせたガズの夢」に投稿された感想・評価

CHEBUNBUN

CHEBUNBUNの感想・評価

1.5
【熊野の魅力が活かしきれていない】
アップリンク吉祥寺オープンということで、映画館リポートのついでに1年ぶりにココマルシアターに潜入した。これについては、ブログで詳しく書くとして、実際に鑑賞した『海にのせたガズの夢』の感想を述べよう。

本作は熊野の田舎町で映画作りに励む高校生の青春を描いた作品だ。

本作は、無名の俳優で構成されており、演技に未熟さがある。この未熟さは最大の武器になる筈なのだが、全く活かしきれていなかった。

映画部のメンバーは思い思い試行錯誤しながら、映画を撮っている。熊野民という、コンプレックスを抱き、東京に羨望と嫉妬を抱きながら。そこに、有名な映画監督がやってくる。映画部のメンバーは懇願し、彼から低予算映画の「工夫」を教えてもらう。

まず、未熟な高校生との対比でこの映画監督が活かされていない。カリスマ性のオーラは0。高校生となんら変わらないラフさなのだ。そして、肝心な監督の技術力を魅せてくれない。自転車にカメラをつけてドリー撮影をしたり、カメラの前に火を灯す技を魅せるが、肝心な映像を魅せてくれないので、未熟な高校生の映画撮影におけるbefore/afterが見えてこないのだ。

また、本作はとある事件で映画部解散の危機に瀕し、それをつなぎ止めるために祭が配置されているのだが、ただ熊野の祭を紹介したいだけにしか見えない。『若おかみは小学生!』を例に取ると、旅館の女将修行がベースになっているにも関わらず、キーとして祭が使われている。これはうまくいっている。何故ならば、女将修行で積み重なった経験値の象徴として使われているからだ。

しかし、本作には、トラウマや問題を克己する成長の場面があまりに薄い。だからこそ、ラストの映像には疑問が湧いてくる。おい、仲間差し置いて、何しているんだと。

もう少し語りたいが、スマホの電池が切れそうなので、この辺にしておきます。

結局、熊野の良さすら引き出せていない作品でした。
三重県熊野市が魅力的に描かれていて、キャストたちも新人が多いですが、物語に溶け込んで、それぞれのキャラクターを演じていて、素晴らしい映画でした!
自分たちの夢と向き合い、お互いを支える高校生たちと、それを見守る大人たちの姿を描いた素敵な青春映画でした!!
Kazumi38

Kazumi38の感想・評価

4.5
映画の専門家ではありませんので、評価としては、個人的なものです。
映画の画像がすごく綺麗です。熊野市出身の方が見るとよく判ると思います。画像やストーリーの中での地域の扱いが、順番になっているので、
流れがよく判ります。以前撮影された中上健次の「火まつり」の映像は連続性が無く地元にとっては見辛いものでしたが、そういう意味では、ストーリーがきちんとできていて、ラストシーンも綺麗に仕上がっています。
脇役の赤井秀和、ねずっちの存在が、映画を引き締めています。
女優陣も多彩ですし、男優陣もイケメンです。
11月5日の先行上映会で見ましたが、観劇後に感動しましたので、見て
失敗したという事のない映画です。
2017新人映画監督祭では、特別招待作品となっています。
配給会社は、アールツーエンターテイメントです。
DVD発売されたら購入したいと思います。
私のお勧めは、山本あこさんです。劇中の柴田さんの画像も一押しします。
全国的な評価をする場がありませんので、掲載させて頂きました。