マニック・ピクシー・ドリーム・ガール⋯⋯。林芙美子が要所要所で締めてくれたのでよかった。
気になって原作を読んだんだけど、エピソードの細かいところはかなり改変されていた。
林芙美子が渡そうとしたのは…
夫が異様にポジティブな妻の無償の愛をただ搾取している事に疑問を持ってしまったが(ラストのスピーチで言及はされるが)
その中で展開されるご都合主義な物語はあまり興味をそそらなかった。
ただこれだけの尺…
能天気カップル何やかんやあるけどサクセスストーリー。健気、と言うほど気苦労もしていなさそうな島崎雪子が良い。
ラストの雪崩のような雑踏で、小さな再会をするシーンが最高。
歌自慢の賞金でどら焼き食う…
生真面目に物語と付き合うことのなんたる馬鹿馬鹿しさか。実際、貧乏作家とその妻の物語として幕を開けたはずの『もぐら横丁』は、あれやこれやといううちに金策はうまくゆき、赤子を無事に出産でき、立退の憂き目…
>>続きを読む佐野周二と島崎雪子の貧乏能天気カップルは周囲が放っておかない。とくに佐野周二の困ったような顔をした好漢(ナイスガイ)ぶりが素晴らしい。ラスト、浅草六区の人混みで二人が映画館の前に到着したとき夥しい数…
>>続きを読む佐野周二と島崎雪子夫婦の図々しさが絶妙。もぐら横丁に引っ越してきてラジオの騒音に悩まされるくだりで、隣人トラブルにならずにスッと音が消えるから、後に事情が判明した際の感傷が際立つ。堀越節子の存在も素…
>>続きを読むこんなふうにドッコイ明るくちゃっかりと生きてゆきたいですわね。
ツケの取立てについてきた会計係を「せっっかくこんなところまで御出なさったんだから」と新居に上がってもらってお茶でも出すのかと思ったら…
清水宏としてはだいぶ精彩を欠くかなあ。なんとなく雰囲気が渋谷実っぽく感じたけど、どうだろう。
玄関入ってすぐ階段のある一軒長屋で佐野周二とくると『風の中の牝鶏』の階段落ちを思い出してしまう。
千秋実…
『次郎物語』でも多用された室内セットをシームレスにつなぐドリー撮影はあるが、基本的には清水宏要素は薄い。
どちらかと言えば、おそらく当時の役者が持つ他作でのキャラクターを踏襲した佐野周二のクズぶりと…
©国際放映