人魚の眠る家の作品情報・感想・評価 - 21ページ目

「人魚の眠る家」に投稿された感想・評価

りさ

りさの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

登場人物の想いが真っ直ぐすぎて途中で手を差しのべたくなってしまった。脳死というテーマを通して親の愛、求められることへの喜び、使命感、罪悪感、などなど様々な感情が渦巻いていて、非常に考えさせられた。

電気信号送って体を動かしても脳死状態であるのに変わりないのに、家族は喜んでいるシーンはとても異質で怖かった。でも自分の家族が同じような状態になった時のことを考えると共感してしまう自分もいた。

星野さんはピュアであるが故に努力のベクトルがおかしいことに気づかないまま突っ走って行ってしまったのだろう。
最後に帰るところがあっただけ、救いだったな。自分が信じてやっていたことが間違いだったことに自分で気づくのって本当に辛いだろうし。
MALPASO

MALPASOの感想・評価

2.0
@東京国際映画祭。

事故で脳死状態となった娘をどうしていくか?というお話。

ひじょうに興味深いテーマだし、おおすじはいいと思うんだけど、脚本がひどい!
とくに、子供に問題を抱えさせて回収しないままは駄目だろう。

ポスターのコピーも違うよな。

綺麗事で終わらせようとするところが、相変わらずの日本のメジャー映画。

演技のせいか?不自然な台詞のせいか?嘘くさい。堤監督にこういうシリアスなテーマは無理。
オピ

オピの感想・評価

3.8
狙い過ぎな演出など、少し気になるところはあったけど、見応え充分で、楽しめた。
見応え充分ってのは、色々あって、話の中盤から、ラス前くらいに映画のジャンルが変わる瞬間があって、ちょっと痺れます。

テーマはかなり重め。脳死、尊厳死、色々考えます。このテーマは。

泣くまではいかなかったけど、泣きカタルシスポイントは結構あり。

役者さんは、みんな良かったです。
takanbe

takanbeの感想・評価

3.0
宣伝で、バスタオルが必要な程泣ける、4回は泣ける云々・・と書かれていたので覚悟して観たけど全く泣けなかった。
涙腺の弱い私はどこに?と自分を疑った程でした。

母親の心情は痛いほど理解出来ても、行動は理解不能でした。
Mshit

Mshitの感想・評価

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あさがくるまえに
と同じく脳死を取り扱ったテーマ。
生々しくて途中目を背けたくなりましたが、なんとか。
終盤がかなりドラマティック。個人の意見としては、もうちっと淡々と終わらせて欲しかったかも
kyoko

kyokoの感想・評価

3.9
友人が当てた試写会に便乗。
原作未読。

思った以上に見応えのある作品だった。

まず演者にハズレがいない。
篠原涼子の鬼気迫る演技がこの映画に厚みを与えている。
子役も泣けたが、個人的には松坂慶子演じる祖母にいちばん泣かされた。(朝はあんなに笑かすのに)
そしていつも思うがミスターちんがなにげにいい演技をするw

わが子の脳死という恐ろしく悲劇的なテーマに倫理感やエゴイズムといったものが絡んで、観ている間はずっと胸が潰れる思いがしていた。誰も間違ってない。正解なんてあるわけがない。
それでも決断はしないといけない。
自分は「生きる(生かす)価値」という残酷な概念に立ち向かえるのかな。

終盤のエピソードやラストにいつもの邦画的なやり過ぎ感を感じるのは否めないけれど、今回は割合素直に受けとめられた。
ただあの写真だけがどーしても理解できない。

手ぶれ映像は三半規管を直撃するからほんとにやめていただきたい。
あの機械音がホラー。
荒木飛羽のイケメンぶりと田中泯の炉端焼きのクオリティは度が過ぎている。
かよ

かよの感想・評価

3.3
試写にて。

ポスターやコピーから、加賀恭一郎シリーズの「赤い指」のような?事件が起きて犯人探しをする話かと思い込んでいたけれど、そうではなかった。

何をもって死とするのか、それはつまり、何をもって生とするのか、ということであり、家族や周囲の人たちが否応なしにその生き方を問われることになる。

主人公の選んだ道も、夫や息子の言い分も理解できる、でもこの状態をやめるということは…と共感しながら観ていたのだけど、クライマックスに引いてしまった。主人公が急に理屈を語るのに違和感が。
冒頭とエンディングも、良かったね、というより、そんな近くに!?という都合の良さが気になるので蛇足だったと思う。脳外科医が夫に語る言葉で十分。
試写会で鑑賞★
泣けました。あちらこちらで鼻ススる音が…。
でも泣くと言うよりも考えさせられる話。
東野圭吾原作やけど、ミステリーというより『手紙』とか『秘密』のような。
人魚になったんだね、、、
脳死…。心臓死…。
あやめ

あやめの感想・評価

4.7
脳死は死なのか?聞かれてることはたったこれだけで、この問いこそがテーマだけど、yesかnoでは到底答えられないくらい、色んなものがぎゅうって詰まっててとても消化しきれない。くるしい、でも考え続けなきゃ。
堤さんの映画はいつも最後に

あなたなら、どうしますか?
あなたは、どう感じましたか?

と聞かれてるような。

狂っていく母というものを知っているからこそ、篠原涼子の演技に震えた。

良かったとか、そんな簡単な言葉では語れない、少し難しい内容の映画だったけど、少なくとも私は見て良かった。
自分の家族がもし。
終わった後にそんな風に家族の顔が浮かぶ映画でした。

それから、それから…
松坂慶子演じる祖母が切なかった。
個人的には松坂慶子に賞をあげたい。