面白かった。原作既読。うごく三島由紀夫をひとめ見たくて鑑賞したけどストーリーと笑いにうまく思想が散りばめられてて感心すらしたw長門裕之さんがとても若くて、お坊ちゃんぽさあってむかしの作品なんだと気付…
>>続きを読む川島雄三「愛のお荷物」、中平康「牛乳屋フランキー」と並ぶ、西河克己監督のスラップスティックコメディの傑作。出所帰りの詐欺師と文政省事務次官の二役を演じた大坂志郎の快演と、校長の息子で妄想狂の長門裕之…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
「出所したての男が組織からの逃走中自分そっくりの文政省役人になりすまし、道徳模範として補助金をもらうべく奔走する町の校長の家に逗留するが主人の汚職、夫人の不貞、長男の妄想(これはまあいいけど)、長女…
>>続きを読む三島由紀夫の、同名エッセイが、三島由紀夫作品でNo.1なのです。
まさか、映画があるとは!!
冒頭とラストに本物の三島由紀夫が、コジャレた雰囲気で、登場。
中身は、入れ替わりドタバタコメディですが、…
このレビューはネタバレを含みます
三島の作品が知りたくて鑑賞したら、まさかの本人登場。それも良い演出で、思わずセリフをメモしたくなる。テーマの提示の仕方としても、映像の展開や音楽を含む作品としても、両方が良い。
「道徳とは、檻なん…
我々の思う道徳とは何か、そして不道徳とはなにか。コミカルかつシニカルに問いかける一作。
50年代から60年代にかけての、ピンクパンサーやチャップリンを思わせるような茶目っ気たっぷりなテンポで物語は…