量子力学的に考えると、見ることも見られることもその現象が起こった時点で初めて存在が確立されるのであって、実際にその目で見ないと裸か裸じゃないかなんてわからないんだよ。
あくまで量子力学的に考えるとね…
いやいや、ありえないだろ、という城定節が全開で、しかしそこに描き出されるユーモラスかつ極限的な状態に、ある種の存在論が見えるようでもあり、面白いやら、素晴らしいやら。
認知症のじいさんがまた最高に…
これはすごい。「悦楽交差点」でも見れた掃き溜めの資本論だよ。観る/観られるという観念を搾取する/されるという概念に敷衍すれば、どの登場人物も「搾取される」ものなんだよ。だから自分は「搾取するもの」に…
>>続きを読む量子力学的観察映画。
オーッとのけぞる素晴らしい場面がたくさんあり、笑ったり感心したり。
古今東西の名作を彷彿させながら、決して高尚になることなく、(いい意味で)低俗さはキープしてるのが素晴らしい。…