【会社重役の愛人が若い男と逃避行】
戦後日本を代表する映画監督の一人だったという渋谷実監督作品、1959年、カラー、舟橋聖一原作。
会社重役(加東大介)の愛人である若い女性(岡田茉莉子)を中心と…
映画は前半部分と後半部分で情景描写が全く違います。園子(岡田茉莉子)と總(津川雅彦)の心理も劇的に変化していきます。
とても見応えがあり、次はどうなってしまうのかあのようになるのではないか…
我らが岡田茉莉子が愛人の座から抜け出そうとする話。
タイトル通り霧の映画で、ここまですんごい霧はそうそうお目にかかれない。
岡田茉莉子の実家(窓から何故か灯台が見えている)といい、津川雅彦が住んでい…
可もなく不可もなく、面白すぎずつまらなすぎないでいつも丁寧な仕事してて好きです渋谷監督。津川雅彦(超かっくい〜何頭身あんの)が住んでるあの家めちゃくちゃ良いな。東京上空~で、中井貴一が住んでたあの家…
>>続きを読む情事とは殺人事件のこと、と15歳くらいまでは思っていたなあ、と霧の中でファイトする父娘をみて思い出していた。
生計を立てるよすがもなく、うざい父殺しも失敗、心中も失敗。生きてるだけなのに疲れちゃうよ…
金目当ての親父から逃げたい岡田茉莉子と親の代から世話になってる男(加東大介)と縁を切りたい津川雅彦の逃亡劇。前半の展開が若干トロい気がしたが、後半からは最高。霧に包まれた山奥の馬小屋の扉がゆっくり開…
>>続きを読むカラー作品
主演は岡田茉莉子、助演は津川雅彦、加東大介、菅井一郎、芳村真理ら
【あらすじ】
岡田茉莉子は加東大介の2号さん
でもそんな日陰の暮らしにうんざり気味
奥さんが死んでも2号のままだし、他…
渋谷実は『現代人』『バナナ』に次いで三本目だが、バナナ同様、岡田(今作での造形かなり良い!)・津川カップリング、だったり加東from東宝だったりでありがたい
コメディな前半からの、後半へのツイストが…
泣ける。序盤はセット感丸出しの松竹ドラマが展開されてて嫌気がさしてたけど、男との逃亡劇になってから急に面白くなる。逃亡先のロケーションが絶妙で特にあの数頭の馬と霧に包まれた湖の光景がヤバすぎる。死を…
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