兄いもうとの作品情報・感想・評価

兄いもうと1936年製作の映画)

製作国:

上映時間:60分

3.7

『兄いもうと』に投稿された感想・評価

4.5

本筋は30分くらいしかないんじゃないかという変な構成だけど、枝葉部分の魅力がすごい。
姉の竹久千恵子が堀越節子をバスから見つけて声をかけて一緒に帰省するシーンの流れなんかもううっとりする画面の連鎖。…

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初めてみた木村の作品が今作だったが、ウェルメイドな成瀬版を見ていたこともあり、とにかく歪で変な作品という印象であったが、正直なところ日本家屋の描き方に典型だが、そうした人工建築に限らず、多摩川と家を…

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ミュージカル喜劇の傑作「ほろよい人生」で異彩を放った木村荘十二監督が、地元で石材職人の兄丸山定夫と東京から帰郷して死産する憂き目にあった妹竹久千恵子の相剋の喧嘩を描きながら、真に潜む兄妹愛を浮き彫り…

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竹久千恵子(妹・もん)
丸山定夫(兄・伊之)
小杉義男(父・赤座)
英百合子(母・りき)
堀越節子(妹・さん)
大川平八郎(小畑 学生)
榊田敬治(郵便屋)
3.0
〖1930年代映画:小説実写映画化:PCL:日本映画傑作全集〗
1936年製作で、室生犀星の短編小説を実写映画化らしい⁉️

2023年1960本目
イシ
4.6

妹の辛さとにいちゃんの葛藤
リメイクも好きやけど、こっちの方が濃密で凄いなと思う

妹のやぶれかぶさも、お兄ちゃんとお父さんの怒りも、
母親が実はそんなに味方じゃないっていう描き方も、
全部ギュッと…

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3.0

有名作品の最初の映画化
妹は妊娠するが彼氏に逃げられ、死産したことで家族関係がめちゃくちゃになるが、しばらくしてその彼氏がノコノコ現れるという話

兄貴と彼氏の喧嘩シーンが見ものということだが、とに…

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成瀬版は有名なのにこっちは埋もれてしまってるのが残念
野道の高低差や住居内で会話してる兄弟の奥行きあるショットは軒並みきまっているし終盤の兄貴のエモーショナルさも熱い

室生犀星原作、これまで3度映画化されているらしく(多数ドラマ化もしてるみたい)、1953年に成瀬巳喜男が撮った作品は見たことある

【あらすじ】
妹が身篭って実家に帰ってる、相手の男はやり逃げ失踪

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oku2e
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兄が、ご飯をかき込んで食べるシーン
涙や全ての感情をかき込むようで、良かったな。

音楽が効果的なシーンが多くあった。

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