ロウソクの灯りをみているような映画だった。
ユラユラと、消えそうで消えない。
でも、いつのまにか消えてしまう。
音も印象的。
ここでその曲使う?のセンスや
この音の後に何やら起こるの?
と思いきや…
華やかも健やかさもない、だけど ときめく瞬間はある。
初めてのフォークリフト(EASY / Son Lux !)、賞味期限切れ食材のクリスマスパーティー、イヌイットのあいさつ、懐かしい楽しかった頃…
このレビューはネタバレを含みます
G線上のアリアを聴くとどうしてもリップヴァンウィンクルの花嫁が浮かんでしまうのだけど、この映画もかなり良かった。
どうしても気になったのが、良い人なのかもしれないけれど、クリスティアンが映画を通し…
高速沿いの大型スーパーに雇われた無口な青年クリスティアン。全身にタトゥーを入れた訳ありらしい彼だったが、飲料部門の責任者ブルーノの元でフォークリフトの運転を習い、徐々に自分の居場所を見つけていく。
…
旧東独だった地域にある巨大スーパーが舞台。そこに入社して来た若い男クリスティアン、体中のタトゥーから何やら訳ありだと感じる。上司や同僚はぶっきらぼうだけど温かい。立ち入った事を聞くでもなく、よくある…
>>続きを読む無愛想だけど意地悪な人がいない
なんならあたたかい人ばかりで
心が癒された
なんてことない日常と
何気ない幸せと
突然の事件と
淡々と日々は過ぎてゆく
シュールで紙一重な研修ビデオ
通路に残る…
© 2018 Sommerhaus Filmproduktion GmbH