マリオンとはこれからどうなるかわからないけど、クリスティアン自身の内面には成長と希望の灯りが確実に見えたラストだった。とても好きな作品。関心領域や落下の解剖学ではおばさんに見えていたけど、ここでのザ…
>>続きを読むめっちゃ好きなタイプの映画。
たぶんまた見返すと思う。
主演のクリスティンが『大いなる自由』のフランツ・ロドゴフキ、マリオン役が『アイム・ユア・マン』『落下の解剖学』『関心領域』のザンドラ・ヒュラー…
向かっているのか、還っているのか、日常にゆらめく光と闇の狭間。なんでもない様で、それがすべてである世界。落ち着いたコントラストも、均整の取れた構図も、その奥行に詞が漂ってるようで、無口なクリスティア…
>>続きを読む「波の音」が聴こえる。
たとえば、狭い水槽に閉じ込められた魚にとって、それは救いだろうか。
決して東ドイツ時代がよかったわけではない。でも、東西統一後の巨大な資本主義システムに生活を飲み込まれ、労…
リフトを使って商品を上下する倉庫のような店内の大型スーパー。
在庫管理システムの中で、割り振られた仕事を機械のようにこなすことを求められる従業員達。
高い天井から無遠慮なライトで照らし出される登…
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あんまし観ないドイツ映画。郊外の巨大スーパーで働きだした無口な若者が主人公。
地味な匂いがします。好物かも。
いやぁ!地味ですっごくすっごくヨカッタ!本当に好み!今年いちば…
このレビューはネタバレを含みます
観終えたあと、胸に残ったのは“悲観ではない孤独”だった。
孤独を受け入れるからこそ、ふとした笑顔や、さりげない会話の温もりが心を支えてくれる。
多くの人にとって、職場は「行く場所」であり、家は「帰…
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