海の彼方に忽然と消えた親しい人を慰める婚礼の儀式。生き続ける人間の、限りない業・業・業。憑霊のシーンでは感涙を禁じ得ず...。
以下監督トークのメモ
山形の山寺「ぬかざりえ」婚礼 絵
韓国19…
途轍もない衝撃作。ぶったまげた。
まさに聖と俗が同居した、これぞ「藝能」というものの迫真の姿が捉えられている。
ギャン泣きあり、笑いあり、神懸かりあり(痙攣、跳躍、頷き、笹、米…)、迫真の歌唱(演…
若くして亡くなった息子・娘が極楽浄土へ行ってもらうために結婚式をする儀式「冥界婚」
まず降霊にはじまり、嘆き悲しんでいた葬式が一瞬にして結婚式に変貌、打楽器は乱れ打ち、踊り手の服には札束がはさみ…
チップとか歌とか踊りとか、出し物?って思うほど朗らかで、底抜けに明るい雰囲気
でもそれは死者を弔う儀式
死者を弔うと共に、親族や周りの人の感情をどうにかこうにか出し切ろうとする儀式のように感じ…
東京ドキュメンタリー映画祭にて。「結婚が幸せ」「嫁げば安心」みたいなものが根底にある。古来からの人間はずっとそういう信仰のもと生きていたんだなということがよくわかる。今、その信仰から解き放とうと色ん…
>>続きを読む標題は冥界婚とあるが、死霊祭の中の一祭祀に当たるのでしょう。韓国語でムーダンと呼ばれるシャーマン達が厳粛に鎮魂や降霊の儀式を行なっている場面もあれば、チンドン屋のように参列者を賑やかしているシーンも…
>>続きを読む『チベット死者の書』『バナーラス』と一緒に「ビジュアルフォークロア」企画で。
シアターセブンの福住さんが辞めはるらしいのでそっちの方が気になった今日ではありますが。(もちろん今日も元気一杯でした)
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