原題「カペルナウム」は古代イスラエルの地名に由来する言葉で、この地でイエス・キリストが数々の奇跡を行ったにもかかわらず、住民たちが強い信仰心を持たなかったために村が滅びたという聖書の話から現在では「…
>>続きを読む「『怪物』の年のカンヌなら、『存在のないこどもたち』がすばらしかったよ」と勧められて視聴。
カメラが反射してゼインとヨナスに注ぐ美しい光彩。
黒人の赤ちゃんのたまらん可愛らしさとリズム感。ゴキブリ…
貧困の劣悪な環境で育つ子供たちを、救う術がない。やりきれない。
本当に、酷い親だった。でもこの親の下で、当たり前に育っていたら、同じような大人になってしまう危うさも所々に描かれていて、胸が苦しくて涙…
12歳の少年ゼインが両親を「僕を産んだ罪」で告訴するという衝撃的な導入から始まる。学校に通うこともなく、弟や妹と共に劣悪な環境で生きるゼイン。そんな彼の人生が大きく変わるのは、わずか11歳の妹が生活…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
めっちゃ暗くて悲惨で衝撃的で考えさせられる映画だけど、最後にほんの少しだけ光をみることができとっても救われた。
ラストのおかげで観終わったあとにとっても良い映画だったなと思えた。
現実はもっと悲惨な…
「僕を産んだ罪」で両親を訴えた12歳の少年・ゼイン。
両親が出生届を出さなかったため法的には社会に存在しないゼインは、学校にも通わず、兄妹と劣悪な労働を強いられていた。
ある日大切な妹が11歳で強制…
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