小山薫堂氏が招待状のタイトルを「想像の迷子」にした意味が鑑賞してみてよく分かった。主人公と観客がすっかり迷子になってしまったもの。
だけどそこを狙ったんですよね、だって最後も観客の想像に委ねる終わり…
これは凄い!声だけだから、電話の向こうはどうなっているの?とドキドキハラハラ。
〜あらすじ〜
電話からの声と音だけで誘拐事件を解決する…。
同じ映画を観ながら、みんな違う絵を思い描いているのだ…
緊急通報指令室のオペレーターである主人公に助けを求めて電話が掛かってくる。
電話の声だけの出演なのに、追い詰められている状況や事件の内容などが赤裸々に伝わって来る。
こんな映画は初めてだ。観客に想像…
まるで一人劇を見ているような、小説を読んでいるかのような濃厚で没頭する映画。引き算の美学を映画でやった一つの答えとも言える。
全く場面転換せず、かつ登場人物も声のみの登場がほとんど。直接の描写がな…
感情移入しちゃったら辛すぎる、、、
最後無事保護されてよかった、、、
よかったことそれだけ、、
あとは辛い、、、
どうなるんやろ、どうやって着地するんやろ、主人公の裁判はなんやろとか
説明ゼロ進ん…
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