『虚無感』
画面いっぱいに広がる憂鬱とは違った虚無感は、お笑い芸人として明るい世界に生きる北野監督の反動なのか。
人間は誰でも2つの面を持っていると思うが、その深度が深く他に類を見ないものだったと…
北野武映画巡礼④
なんか北野武の当時の不安定な精神状態が如実に反映されてる映画だった。
他の作品と比べて明らかにボケるシーンの数は多かったけど、それが意図したものなのか潜在的な差別意識から来るものな…
北野映画2作目。面白くはあったが、『その男』の方が好きだった。今作も笑えるが、それに加えて『その男』の方が展開が楽しい。
「今日何時に終わるんですか?」の見せ方とか、追い抜かされる不憫な和男に…
今のフェミニストとかが見たら失神しそうなコンプラガン無視の映画。笑っちゃうぐらい女性の扱いが軽すぎたり、差別全開の表現も多々あって衝撃的だった。たけしが花でつくった冠をつけるシーンや花畑の中にマシン…
>>続きを読む映像の起伏のなさがブレッソン味を感じてなんか好き。カラオケのシーンだけが妙に浮き立つ。ブラックユーモアなとこもいいと思う。
良いとこはあるけど全体を見れば、撮りたいシーンを撮りました!って感じでお話…