このレビューはネタバレを含みます
日常シーンとバイオレンスシーンがはっきり分かれていてギャップを楽しめる。
平凡な日常を送っていた主人公が非日常に巻き込まれていく展開は面白いけど同時に怖くもある。
ラストの締めかたは賛否分かれそうだ…
全部のシーンが絵になる。
普通の人の「魅せる顔」みたいなのが、本当にカッコいい。
バイオレンスとコメディと青春っぽさのバランスが素晴らしい。
色彩感覚とか人物配置とか、構図が素敵過ぎる。
キュン…
たけし作品は、全作通してのトーンは本当に好きなんだけど、
これ自体はそんなかも、、、
自分もジャンルは違えど普段ものづくりしてる立場なので、
『モラルが無いから嫌い』とか『こいつがクズだから嫌い』…
あっ!
たけしの挑戦状だ!
レヴューを書いていて思い出しました。
めちゃくちゃシュール。
印象に残るシーンがいくつもある。
鑑賞後になんともいえない気持ちにさせる中毒性がある。
話しは無茶苦茶…
冒頭、カメラが上がって野球場(空間)全体を捉えるショット、面白い。
北野映画は本作でもう型が完全にできている。これを撮れれば、「ソナチネ」が撮れるよなぁとうなずいてしまう部分が多々。
脇役とはいえた…
内容については何も言うまい。カオス。
ただ、やっぱりダンカン凄すぎ。
『みんな、やってるか〜』なんてある意味でシュールの限界突破している。あれがカンヌで上映されたとか…もはや正気の沙汰じゃない。
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