いつの時代にもいる人たち。
ついつい過去を描くと置いてけぼりになってしまう人たちがいる。
時代劇でもある。松田優作の映画にひとごろしというものがあったその系譜だろう。
この映画のタイト…
直接的に戦争を描くことをせずとも、構造的な「争い」を浮かび上がらせることで戦争というものがもつ強大な普遍性を浮かび上がらせる・・・という着眼点は、初めてではないにせよ、この時代の日本映画でテーマに掲…
>>続きを読む記憶に残っている範囲では、刀が人を殺す道具であるということを真ん中に置き作られた時代劇を観たのは多分初めてのような気がする。
暴力を前にして人間に起こりえるあらゆる感情を少人数/限られた空間だけで…
単体として見れば見事な出来だが三部作の前後「野火」「ほかげ」と比べてしまうとやや見劣りする作品。だが作品の持つエネルギーはそれら同様凄まじいものがあり、なぜ人は刀を振るうのかを哲学的に描き出す。
三…
塚本晋也監督の戦争3部作と聞いて、ネルソンさん上映記念リバイバル上映で観てきました。
戦争3部作と聞いていたので、舞台の時代背景(幕末あたり?)に違和感を感じていました。
観覧後の反省として言えるこ…
先日『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』を観て、以前何かの記事に塚本晋也監督の戦後三部作『野火』『斬、』『ほかげ』と書かれていたのを思い出し、本作だけ観ていなかったため観てみると、なんと江戸…
>>続きを読む公開当時は時代劇だと聞いて観に行ったから、こんなにも前作『野火』の精神性を引き継いでいることに驚いた。
まずファーストカットから『野火』を思い起こさせる炎で始まる。
その炎が刀=暴力装置を生み出す、…
KAIJYU THEATER