僕はイエス様が嫌いの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

「僕はイエス様が嫌い」に投稿された感想・評価

監督の実話だったのかな?
日曜学校に行ってた私もイエス様あまり好きじゃないかもしれん!
私には一度も見えませんでしたけど?
YAZ

YAZの感想・評価

3.8
国内外で新人監督賞、撮影賞受賞
奥山大史監督、撮影、脚本、編集の
観たかったの観る

雪深いミッション系小学校に転校
して来たイエス様見えるユラの話

良くも悪くも独り善がりなのを想像
してたけど違いました
ほぼ少年目線。照明落としたりロング
で撮ったりで大人の表情がほとんど
見えない。
変に凝ったこともせず普通に丁寧に
撮ってるので好感持てます

信じる者でも救われないのか
信じる心が足りないのか
イエス様は判ってくれないであります

ラストの揺れる白いのは要らなかった。
誰視線かは分ると思うので丁寧過ぎ
ではないかな
何故にあのように見えたのかは謎ですが
ミッション系の作法に混乱するユラの前に現れたのは小さなイエス様。
このイエス様が結構緩くて適当なんだけれど、何気にユラの願い事を叶えてくれる。
願い事と云っても、小学生らしいものばかり。
そんなところに突然の悲劇。
「神も仏もねぇよ」をユラなりに整理してみた結果 ―― 肯定しているから≒信じているから故に「イエス様が嫌い」
これは有りかな。
kotomi

kotomiの感想・評価

3.4
クリスチャンの家庭で生まれて、今は自分の意志をもてる身となっては、ちょっと期待しすぎた。

けれど、神様という存在は見えないからこそいいのかと思った。
見えたら見えたで、いい意味でも、悪い意味でも親近感がわき、きっとより「何で?」ってことが増える。

あと、キリスト教の学校とかなのに先生が子供のことを考えられてなくて怖い。。
周りのひとたちより、愛のことを学んでるはずなのに、相手のことを考えられない行動してると、サイコパス感を感じてしまう。


キリスト教、仏教関係なく、神様に頼ってるところがよかった。
常に人間は何かに頼りたかったり、何かのせいにしたいんだなぁ〜。

いや、そもそもユラくんは本当にイエス様が見えていたのか、それとも一人一人違う神様がいる、ということなのかは考えどころ。
すー

すーの感想・評価

3.0
イエス様と出会うという体験をすることは普通の日常では恐らくないであろうし、日本の文化にも根付いていない異質な存在に対して素直な疑問と純粋さを描いている視点が面白い。
えむ

えむの感想・評価

4.2
過去SNSに書いた感想をサルベージ。

地味で淡々としているけれど、良作です。

とても、とても静かで透明な物語。
透明だからこそ、そこには見えない様々な色が含まれているし、観る人の内面も映し出される気がする。

物語で紡がれる、少年の戸惑いも、疑いも、喜びも、葛藤も、信じる心も、哀しみも、怒りですら純粋で、その無垢さが真っ白な雪の世界とリンクする。

逆に、私たち大人は悩むのも、判断するのも、何でも複雑になってしまってるんだろうとも。

最後に張り替えられた真っ白な障子に穴を開ける、それがまたなんとも言えない気持ちになって涙する。

無垢な少年の心にひとつの穴が開き、の夜中のやり切れなさ、信じるだけでは変わらない救いのなさを知ったように見える。

これは目でも耳でもなく、心で観る映画。

上映館や回数が少ないのが惜しいけれど、趣のあるミニシアターが似合うタイプの作品です。
ちろる

ちろるの感想・評価

3.8
なんて生き生きとした嫌味のない子供たちの姿!
押し付けがましくなくて、日本人にすんなり入ってくる宗教についてのお話。
ファンタジーとリアリティのバランスや、行間のある描写がどれもとても丁寧でじんわり後から後から心に響く。

次々良いことがあるのは、僕に神様が付いているから。
神様は何でも僕の願いを叶えてくれる。

不安な気持ちでいっぱいの少年の想いを支えるような小さなおっさん・・・じゃなくてイエスさま。

転校生のゆらにとって唯一の頼みの綱だった小さいイエスさまはある時とんでもない試練を与える。

イエスさまなんて嫌いだ。
大嫌いだ!

出会ったばかりの神様、理不尽な出来事イエスさまに裏切られたと感じたゆらくん。

新しくできた親友
雪の中の流星群
サッカーボール
机の上に捧げた青い花
そして、障子の穴

少年ゆらの幼いこころに重なる経験が、彼の心を揺れ動かしていくわけだけど、彼を通して私たちは信仰について改めて考えさせられる。

キリスト教に限らず神様への信仰は、都合のいい時に願いを叶えてくれるドラエモンではない。
ゆらくんはあの出来事によってイエスさまを憎み、ぶつけようもない怒りは全てこのイエスさまに発散されて、そうしてやがてまた少しずつ歩き出す。
神様(イエスさま)の存在はそうやって世の中で出会う理不尽さへの怒りや悲しみを受け入れてくれる存在でもあるわけで、ゆらくんにとってはやっぱりイエスさまがいて良かった。

私も幼稚園からミッション系なので、当たり前のようにイエスさまやマリアさまに祈る毎日だったのだけど、基本神棚や仏壇は置いてるし何教でもない。
そうやって大人になって思うことは宗教との関わり合い方ってとても難しくて言い方は悪いけど、神様の存在ってうまく利用して適度な距離感を保たなければならないと思ってる。

いつも笑っていたとゆらくんが思っていた佐伯日奈子さん演じる和馬くんの母親が、ラストの方で見せた抜け殻のような表情。
ゆらくんはあれを見て何を感じたのだろうか?

障子から見えた景色はとても幻想的で、彼はもう一度イエスさまの事を思った。

悲しいことも楽しいことも全ては必然で、無駄なことなど一つもない。
ただそれを知るのはきっとずっと、ずっと先の事なのだろうな。
sgw

sgwの感想・評価

4.0
年齢を経るごとに甲子園の選手たち、タレント、プロスポーツ選手、俳優がどんどん同級生なり年下に出てきて、おこがましくも少し焦りのようなものがあるのですがノーマークだったよ、映画監督、、、同級生じゃないですか。そして超良かった、、、。くぅ、、、
もちこ

もちこの感想・評価

3.5
中高大学でミッションスクールだったから、もう朝の礼拝とかパイプオルガンの音色とか讃美歌のチョイスとか全てが懐かしい。よく賛美歌番号が前に書いてあって、今日はここか〜とか思いながらどかっと椅子に座って黙祷。今日はテストだから必死に黙祷。部活で上手くいかなくて黙祷。

祈りが生活の一部になった記憶。

青学の先輩、自分の経験からというのが驚き。
らも

らもの感想・評価

3.3
小さい頃のことを思い出した。悪いことしたり、自分にはどうも出来ないことがあるとよく神様にお願いしてたな…家には大きい仏壇があって、月命日にはお坊さんが来るような家で育ったのにそういう時にお願いする神様は何故かイエスキリスト的な見た目の人を想像してたことを思い出すと、何となく由来くんがキリスト教を嫌いな気持ちも、頼りたい気持ちも分かるような気がする。結局神様って居ても居なくても何もしてくれないしね。

優しい雰囲気には思いも寄らず急な展開で、余白の多いストーリーが観る人に色んな事を思い出させるんじゃないかと思います。
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