日本人の、とりわけ子供の視点から見た"神への信仰"という概念を、雪国の静謐さをバックに描く。神社にお参りするシーンやユラが怒りを見せるシーンなど、日本人特有の無意識な「祈りの軽視」の描写が等身大。
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東京から地方のミッション系の小学校へ転校することになったひとりの少年。
突然の環境の変化に戸惑う彼の前に現れたのはミニサイズのイエス様だった。
神はいるのか、いないのか
祈りは届き、叶うのか
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ストーリーはラストの監督のセリフが全てを物語っている。めっちゃどストレート。
画の見せ方がアッパレ過ぎる。
物語の流れによって「雪の白」のイメージが段々と変化していく。
学校生活や食卓の日常シーン…
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