夏の夜の騎士の作品情報・感想・評価

夏の夜の騎士2018年製作の映画)

夏夜騎士/Summer Knight

製作国:

上映時間:99分

3.6

あらすじ

「夏の夜の騎士」に投稿された感想・評価

m

mの感想・評価

-
丁寧な撮影とライティングに好感が持てる
彼らの夏の夜はアンバー
ぺピノ

ぺピノの感想・評価

4.5
長く短い夏。その一瞬を切り取るその才覚に、君を台湾ニューシネマの正統な後継者と認め、この評価を授ける。
ゆき

ゆきの感想・評価

4.0
薄暗い夜の先に

夏休み。両親の出稼ぎで祖父母の元に暮らす、天天。一つの事件を機に、祖父母と従兄弟の親子との距離は変わり始める。

大人なら受け止めてしまいそうな不条理は、子供の視点からすればそれは悪でしかない。
家族といえどコミュニケーションの取り方次第で関係は変わる。
すれ違いはそれぞれの戦い方を見出していき、小さな変化を繋いでいた。
くすくすと笑いを誘う愛らしい人物たちと垣間見えるプライドが頼もしい一作でした。
立ち向かうときの戦闘装備が可愛すぎる!
モノで溢れるほど、悪も溢れる。「昔は盗むものがなかったからだ。」というおじいちゃんのセリフを筆頭にしみじみさせてくれるものも多々。
柔らかい空気感と穏やかな展開がとっても好みの作品でした。
gm

gmの感想・評価

3.0
#東京国際映画祭 10本目(ラスト)

終わってみれば面白かったけれど家族の本音や気持ちが私は最後になるまでわからなかったので、結局観ている間は退屈に思ってしまった。

お兄ちゃんの方の子役すっごく良い顔してたな。
Ayumi

Ayumiの感想・評価

4.0

1997年、ティエンティエンと従兄弟・シャオシャオの物語。監督の自伝的な要素も含まれてるとのこと。おばあちゃんの立つ台所、自転車泥棒の足元とリンゴ、すがるティエンティエンの手など、子ども視点のアングルが多いと思った。

Q&Aで監督が「子どもやおじいちゃん、おじの世代はそれぞれ考え方があるが、折り合うことがゴールではない」と言っていたのが印象的だった。一昔前に見た中国映画は、どちらかというと親への恩を描くものが多かった。この映画もティエンティエンの親は日本で出稼ぎをしてるが、そこを恩着せがましく描いてない。

あと、監督の語り口がとても穏やかで英語が流暢だったことが好印象だった。観客の質問に真摯に答えてらっしゃいました。
これは当たり✍️
タイトルは夜のnightと騎士のknightをかけてるのかな?従兄弟のお兄ちゃんが良すぎ!
中国だけど台湾映画っぽい雰囲気だった。
クラシック流れるところも笑
大人と子供のそれぞれの正義を無理やり押し付けない演出がまる。その時になって分かればいいってこともある。
shihon

shihonの感想・評価

4.1
ビックリするくらい、美しいカットが溢れていた…
コレが初監督作品って本当ですか?ってくらい。
予告に惹かれて観に行って、大正解でした。
圧倒的な映像の美的感覚。
監督も話していた通り、異なる正義がぶつかり合ったとき、お互いにどう対峙するのか。
煮え切らない感覚、宙ぶらりんの感覚。その感覚は、人生においてリアル。お互いに利害関係も異なり、完全に分かり合えないからこそ、妥協点を探っていったり、譲れないこともある。絶妙なバランス感覚というか、芸術作品、リアルの追求を両立させるような印象を受けた。
東京国際映画祭ワールドプレミア。ゆる〜い沖縄国際映画祭しか経験無かったので独特の緊張感にさすが東京!を感じました。
さて映画本編は一昔前の中国の田舎が舞台となっていて、こんな時代を描くチャンイーモウ作品が好きだったなぁ、なんて懐かしい思いも込み上げながらの鑑賞。子供達や家族、人々のコミュニケーションが色んな形で描かれていて凄く興味深かったです。
映画の肝とするところは終演後に監督さんのQ&Aにも有りましたが、正義や価値観も多様化しているこの世の中でも、人々はコミュニケーションを取りそれぞれ自分の答えに責任を取らなくちゃいけない、その手段に責任を取らなくちゃいけない。ほんと深いです、このテーマ。年代によっても答えや反応は全く違うのかもしれません。この作品を観て監督さんのファンになってしまいました。どうか中国での興行も成功して次回作が観れますように🌟
劇場215本目
東京国際映画祭にて
どことなく冷めた家族関係が、あることをきっかけに距離が近づいていく。
これが古き良き中国の田舎なんだな。
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