大いなる緑の谷の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『大いなる緑の谷』に投稿された感想・評価

4.3

ジョージア映画祭2本目。
いやこれは面白かったですね。しかもただ面白かっただけではなく、いわゆる名作だと言っても差し支えない作品だなと思いましたよ。なんだろうな、品格や風格といった言葉はその実態がイ…

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nh
3.2

熱い父息子の話って感想。
最後あんな親密だった親父から引き離された息子のメンタル大丈夫か心配になる。
家庭酪農家の中になんで若い女従業員?がいるのか分からないが、どっかで過ちあるだろうと思って観てい…

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ゆっくりと崩壊していく家族と伝統が、ロングショットによる静けさで包み込むように描かれている。

雪の中ギオルギと再開し牛を探そうとする主人公の背中は、古き良きジョージアの自然と同化し、やがて殉死する…

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oyu
4.0

石油採掘が始まるせいでそれまでの暮らしを続けることが難しくなった山間集落の牛飼いたちの話
ひとりずつ静かに去って行く牛飼い仲間たち、どこもまっすぐなところのない手作りの家、石油まじりの水、空になった…

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3.4
Mozart
《Sonate für Klavier Nr.11 A-Dur K.331》
肉体感覚がこちらまで及んでくるのがすごいのとラストの抱き合う別れる遠景のショットのすごさ
ROY
4.0

広大な草原を舞台に、伝統を重んじて生きる牛飼いが、近代化の時代の波に歩み寄ることができず、家族とともに苦悩する姿を描く。

■ABOUT
ソサナは、家族とともに「大いなる緑の谷」で、先祖から受け継い…

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mingo
3.7

近代化についていけなく、変われない男の悲哀に満ちた物語。人が変わるって相当大変なことなんだと己に置き換えて絶望した。牛と共に住処を転々とする牛飼いのソサナは妻を犠牲にして多くのものを失う。
雪が降り…

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子供とのやりとりは微笑ましいのだけれど、基本的に時代遅れの放牧をしてどんどんダメになっていく男とその周辺を見続けるのは結構ツライ。撮影ビミョーだが、ほとんどすべてを失ったラストは少しだけ清涼感。

周りでは工業化での油田開発や集団農業をしている中、牛飼いのソサナはその生活に抵抗し、いつも通りの放牧の生活を続ける。妻のピリムゼはそんな生活に嫌気がさしているが・・・という話。

回りが建物が無く、…

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