岡田斗司夫さんが絶賛していたので鑑賞。
また、戦前から戦中、戦争における日本の暮らしを肌で感じ勉強するためにも。
1945年(昭和20年)
お嫁に行く、広島長崎、新聞、仕事、配給所、義務教育(軍隊…
戦前の都会は華やかで、クリスマスも祝っていて…アニメーションであってもこういう「当時」を正確に再現するというのは、やはり嬉しい。当時の広島の街を再現する為に、生き証人を訪ね、原爆で一瞬にして破壊され…
>>続きを読む可愛い、愛おしい日々。そういう日常と隣り合わせにあった戦争。
徐々に窮屈になっていく生活の中でも楽しもうとするけれど、そういう気力さえ奪っていく。豊かな心はやはり、基盤があってこそなのだと思わされる…
私はこの映画を見て非常に感動して、原作も読み、広島県呉市まで赴き、北條家跡やその他劇中で出てきた場所を巡りました。
原作で読んだ道を通り北條家まで行き、すずさんが見たであろう美しい山々、美しい空と…
ページの半分は空白にしておきました。
あなたの想像で埋めてください。
そんな映画だ。
例えば、登場人物は誰一人、戦争反対を叫ばない。
なんなら主人公のすず(のん)は、玉音放送を聞いてブチ切れる。
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