淡々と描かれているからこそ、身近に感じる。
辛い中でも日常のシーンが多く、どんな災難が起きてもめげずに立ち直っていく当時の人の強さを表している。
戦争系の映画は、見てる人の感情を揺さぶろうとして…
戦時における日常を原爆が投下された広島に近い呉市を舞台に、とても優しい描写で、反面残酷に奪われるその日常を、芯のある力強さで描いた稀有なアニメーション。のんという声優が奇跡的なほど主人公とリンクして…
>>続きを読む人が生きるということはただ生きるだけではつとまらないんだな。耐え続けることはひとりではつらく、きびしく、むずかしいもので、同時にふたり以上であるからつらなき、きびしく、むずかしいこともあるよな。
お…
2025.8.18
アマプラで鑑賞。
最初に公開された『この世界の片隅に』は劇場で鑑賞したが、久しぶりに観たくなったのでこちらを鑑賞。
『この世界の片隅に』に少しエピソードを追加しただけなのか…
**物語ひとこと紹介**
死んだら心の底にある秘密も無かった事になる。そんな女達の秘めたる思いの物語。
◾️感想
https://note.com/lovemoon56a/n/n33a7bc7c7…
長尺版ははじめてみたが通常版も劇場公開時にみたきりでうろ覚えなので明確に違いが分からなかったが、通常版のほうがもっと見る側に委ねられていた印象で、こちらのほうが分かりやすくて恋愛色が強くなっている気…
>>続きを読む終戦80年にあたって鑑賞。市井の人にとっての戦争を描いている。
うたた寝で見るぼんやりとした夢のような雰囲気の映画だったが、気がつけば泣いていた。
世界の片隅で送る日常線上に戦争があり、原爆があ…
当たり前で、普通の、日常。
そこに戦争というものがじわじわと入り込んできて、大切なものをたくさん奪われて。
それでも続いていく日常を、なんとかして生きていかないといけない。
そうやって世界の片…
2025年179本目
『この世界の片隅に』が戦争映画として出色の傑作だということはそちらのレビューでも書いたが、『さらにいくつもの』では遊郭のリンとの出会いが描かれることで、すずと周作のドラマがよ…
(C)2018こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会