太陽は動かないのSankawa7のレビュー・感想・評価

観てきました。面白かった❗☺

藤原竜也と竹内涼真のバディものスパイ映画に、韓国映画「監視者たち」のハン・ヒョジュとピョンヨハンがある情報をねらう。
買い手はチャイナのエネルギー王、日中韓三つ巴の産業スパイ合戦がメイン。

そして藤原竜也の若い頃の青春編がクロスオーバーする。

ホリプロとWOWOWがガッツリドラマ、ジエクリプスをグローバル化し、ブルガリア🇧🇬の映画会社の撮影誘致に応じ2018年に大掛かりなロケを敢行。特にロシア行きの列車アクションは旧共産党幹部の御用列車を実際に使用。007さながらの迫真の出来栄え。
また、エージェントを学校に通わせながら密かに訓練する南蘭島設定で三重県答志島にて青春編のロケ。

原作2作趣の違う作品を合体させて、違和感含めて却って味わい深いモノになっていた。

なかなか頑張ったと思う❗韓国映画が良い刺激になってるのではないかな。

主役の二人は必殺、不条理への叫び芸😭❗、テセウスから竹内涼真もこれを得意芸にしたよね。

ハン・ヒョジュは美貌の女スパイAYAKO役、ハニトラ的なのからアクションまでセクシーにこなし、日英韓の3ヶ国語を往来する才媛ぶり。日本映画出演歴もあるし、さすが中居くんの深夜番組で韓流ナンバーワン女優に選ばれていただけある。ピョンヨハンも慣れない日本語しっかり頑張ってて好感持てた。

謎の組織AN通信社、現場の雇われボスに行方不明中の新聞記者佐藤浩一。悪くないが普通すぎ。同じくドラマ版で活躍の市原隼人、出番少ないが雰囲気は抜群だった。

青春編の転校生役南沙良はすげ〜可愛いし透明感も凄かった。

いろいろチャレンジしてて良かったと思う‼️が、折角なのでエネルギーとかでなく国防セキュリティ的なネタの方が良かったかな。

あと、もうちよっとドギツイ描写に踏み込んだら尚よかったと思う。まぁ文化庁後援作品だから仕方ないか、

最後のオチとかよかったけど、ところどころ日本人の甘さが露呈していたかなぁ。