【大きな物語の小さな話】
第82回ヴェネツィア国際映画祭にネメシュ・ラースロー監督の新作が選出されたので、未観だった『サンセット』を観た。
『サウルの息子』同様に至近のショットを多用した作品となっ…
凄く観やすくてストーリーも頭にスッと入ってくるのに、よく考えたらどういう意味なんだろうって場面が沢山ある。言ってることが矛盾してるけど凄く不思議な映画。
若く美しい女性ばかりが働く帽子屋は煌びやかで…
当時の女性の服装が気負わず、ほどほどに楽そうで、繊細でエレガントなのでウットリした。それでいて活動的で、女性の才能が活かせて選択肢が広がる明るい未来を感じさせる。
歴史的背景は全くわからないが、貴族…
第一次世界大戦前夜のオーストリア=ハンガリー帝国、貴族御用達の高級帽子店。かつては両親のものだったその店で働くためにブダペストを訪れたイリスは兄の存在を知る。兄の行方を探すうち、イリスは激動の渦に飲…
>>続きを読むサウルの息子の監督かなんか納得
オーストリアハンガリー帝国下のブダペスト
職人仕事は女でも自立して生きていける一つの手段。革命の頃からそれは変わらない。なのにそれすらも男に上流階層に利用されてしま…
謎に次ぐ謎だったが、それを支えるのが美しく力強い映像だから観続けた。⭐️少なっ!😳
時は1913年、第一次世界大戦が勃発する前年。タイトルバックの絵画から始まるブダベストの日の移ろいの美しさと、意…
難解。
これぐらいストーリーそのものが難解と思った作品は珍しい。
ところがサスペンス仕立てに加えて、カメラワーク、映像が気になって途中下車もさせてもらえない、不思議な魅力の映画だった。
#1356…
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