今村昌平という伝説の始まりを予感させるオープニングの気持ち悪さ最高!!
悲劇は喜劇と紙一重っていういつもの今村節を観れてとても良かった。
戦後混乱期の中で曖昧になった性というものを産業として開拓して…
言葉では言い表せない、ある種のショックを覚えたとともに、現代も当時の昭和も、いつになっても変わらないのだと思わせられた。性的搾取は変わらず行われているのだと。
テンポ良い展開で、暗いシーンとは相まっ…
あらすじだけ見ると諸行無常だったけど、観てみると、"私は私でやっていく"精神の図太い女性の話だと思った。結局歴史は繰り返される感には残念に感じそうになったけど、やっぱり彼女は彼女だったところは天晴れ…
>>続きを読む 今村昌平が描くお金のために身を売っていく女性の物語
山形の田舎に暮らしていたトメが家族のために嫁いで子供を生むだけの足入れ婚をし、家出して東京で売春婦をし、最終的に自ら売春宿を経営することにな…
草食動物だって、生き残るためには肉食へと変貌してしまう。というか、しない以外に選択肢はない。周りが肉食だらけなんだから。子供を生む女性は尚更のこと。男が馬鹿な夢ばかり語りたがちなのとか、すべて合点が…
>>続きを読む初今村昌平。よくわかんなかった。
輪廻転生的な意味で虫のような人生を送る女性を、「昆虫記」として彼女らの人生を追っていく。訛りが強い(それ自体はリアリズムとして良い)のとなんか話の流れについていけな…
戦後田舎から上京し売春斡旋に手を染めていく女性の話。
悲劇と喜劇は紙一重?
逞しく図太い女性を演じる左幸子が圧巻。
ターニングポイントで止め絵になる演出も面白い。
今村昌平監督作の中では…