選挙に出たいの作品情報・感想・評価

選挙に出たい2016年製作の映画)

上映日:2018年12月01日

製作国:

上映時間:78分

3.7

あらすじ

監督

「選挙に出たい」に投稿された感想・評価

舞台挨拶にも来られていましたが、人柄の良さが滲み出てました。
IWa

IWaの感想・評価

3.2
ドキュメンタリー中のドキュメンタリー映画。海江田さんも登場に驚き。選挙って何のために立候補して、何のために投票を求めるか?考えさせられました。外国人の目線だからシンプルでわかり易い。
○主党の手のひら返しやホスト達が街頭応援に来るシーンは笑えました。
4月にも出馬されるそうですがこの映画観たら投票する人増えるかも。
帰り道、本日開催のミスコンで○○番に入れるよう、言われていた事を思い出しました。
かおか

かおかの感想・評価

3.8
選挙権 被選挙権があることの
ありがたみを李さんを通じて感じる作品。

それとともに
政策も大事だけど
人となりのみえない一票はきついなぁと。

マスコミの報道による
政党の動きもまたみじめなもの。。
rt

rtの感想・評価

3.0
どうしても中国人という括りで観てしまう日本人が李さんに告げる言い草が色々と考えさせてくれる。
小一郎

小一郎の感想・評価

4.0
中国から日本に帰化した李小牧(り・こまき)さんという方が、2015年の新宿区議選挙に立候補した模様を記録したドキュメンタリー。自分が、ひょっとすると過半数の日本人が良くわかっていない「民主主義」とは何かを考えさせる映画だった。

興味本位で出馬したように見えた李小牧さんだったが、様々なことにぶつかっていくうちに、変わっていく。記憶は定かではないけれど、はじめのころの街頭演説で「公衆トイレを清潔にしよう」みたいなことを言っていた彼は、終盤では「あなた方が投票に行かないとこの国は変わらない。私に入れなくてもいいから、投票所に足を運んでほしい」と変わっていた。彼は選挙戦を通じて民主主義の「弱点」を理解し、本作はそれを表現したのではないかと思う。

<その「弱点」は、民主主義が「民主主義というものが良くわからない人達」に対して、強制的で罰則付きであるような「民主主義教育」をしないということにあります。>(『国家を考えてみよう』橋本治・著 以下引用は同じ)

社会主義国家や国家主義国家は国家基盤を維持するため「思想学習」を強制して、徹底する。ところが民主主義国家にそんな強制はない。なぜならば<民主主義が、「民主主義は人にとって最も自然なあり方であり、人は愚かではないので、ちょっと考えれば民主主義に対する理解は訪れる」と考えているからです。>

民主主義は、ありえないことだけれど「愚かな人はいない」という前提に立つが故に、愚かな人でも「政治的決断に関する一票を投ずる権利を持つ有権者」としている。故に国家主義や社会主義に向かいたい人は、衆愚政治と考えて、国家が国民に「こう考えろ」という思想教育をしようとする。

歴史をみると、そういう国家主義国家を選ぶのは国民なのだけれど、それは民主主義の経験が少なくて、立派な「指導者」(大昔は君主、国王)に引っ張ってもらうことが自然で当たり前のように感じられるから、らしい。世の中の不安が大きくなってくると、この「自然で当たり前の感じ」が強くなってくる。

だけど、民主主義が選ぶのは「指導者」ではなく「代表者」なのだ。民主主義の弱点を踏まえたうえで、「代表者」が「指導者」あるいは「権力者」にならないようにするためにはどうすれば良いのか。

「国家は我々国民のもの」だから我々には<国家を支える政治に参加する義務がある>ことを忘れずに、<「自分が国民である国家は、どういう方向へ進めばいいのか?」と考えること>を基準として一票を投じることである。要するに、大切なことは自分の頭でよく考えろということである。

「中国人は嫌いだ」「中国へ帰れ」と罵声を浴びせられた李小牧さんが「あなた方が投票に行かないとこの国は変わらない。私に入れなくてもいいから、投票所に足を運んでほしい」というのは、こういうことではないだろうか。

●物語:4.0
・良く考えて投票するようにします。

●他 :4.0
・李小牧さんのキャラがイイ。

このレビューはネタバレを含みます

堅っ苦しい話だけじゃなく、
ふつうに笑えるところもあるし。

日本人の偏見的描写は見ていて辛いが、素性の知らない外国人には大体あんな感じだろう。

内面を知っていけば自ずと理解してもらえるだろうが。

某党東京支部長はどこの党なんだ?
最初に李小牧さんをもっと知ってたらよかった。その成り上がりは他の映像になっているからなくていいのかな。
Bigs

Bigsの感想・評価

4.1

このレビューはネタバレを含みます

面白いドキュメンタリーでした。
李小牧さんのこと自体はこれまで知らなかった。

僕も最初はどうしても「歌舞伎町の呼び込み」というバイアスからなんかちょっと怪しい感じだなと思ってしまったのですが、包み隠さずなんでも喋る李さんの姿勢にどんどん引き込まれ、誠実な人だなという印象を持ちました。自分が浮気して離婚したこととか、博打をやっていたこととか(違法?)気にせず話すし。
選挙活動中に見える、日本人の差別意識、不寛容さ。苦笑いしてしまうし、腹立たしくも思う。
選挙が進んでいくとどんどん見えてくる裏側が面白い。候補者間で活動地域の割り振りを取り決めている。その慣習に対して、真っ当な理屈で批判する李氏。党からの推薦と公認の違い、その判断基準。選挙活動中に他党から公認の打診。選挙の調子が良くなると、宣伝のために党推薦の大きなステッカーを貼ってもらえる。その状況さえも選挙演説で喋ってしまうことで李氏のユーモラスな人柄がわかる。
おもしろい
李さんに対して差別的な発言をしていた人々が、日本の大多数かもしれない思うと恐ろしい、マジで言ってんのか…??
中国人か韓国人かもわかってないのに、名前だけで判断して根拠のないヘイトかましまくる老人、中年などなど
ヘイトが自衛だと思ってる人々に政治が分かるのかなあ、李さんも言っていたように結局目の前のことしか見えてない
せっかく日本に民主主義があるのに、投票率が低いということに憤りを感じる気持ちが伝わってきた
人々の李さんへの反応のまとめ方が多少作為的に感じたが、映画前編を通して彼の人柄の面白さは十分に伝わってきた。
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