選挙に出たいの作品情報・感想・評価

選挙に出たい2016年製作の映画)

上映日:2018年12月01日

製作国:

上映時間:78分

あらすじ

監督

「選挙に出たい」に投稿された感想・評価

帰化した元中国人を追った選挙ドキュメンタリー。
監督も中国人。

中国人の方から見た日本の選挙のおかしなところ。
知らず知らずのうちにわたしたちが中国の人や国自体に向けてしまってる差別や偏見。
まあ、攻撃的な部分だけを切り取って映画に落としてる感じもしないでもないけど、この被写体の人がすごく魅力的だから楽しく見れちゃう不思議な部分もある。
andhyphen

andhyphenの感想・評価

3.8
「元」中国人の男性が帰化して新宿区議選に出馬した顛末を、中国人女性監督が撮ったドキュメンタリー。
彼の訴えはもはや「選挙に当選したい」を逸脱して自由自在に語られる。最初はきちんと政策を訴えようというのが感じられるのだが、段々と日本という国はどんな国なのか、そして日本の選挙とはどんなものなのかを映し出す鏡となっていく。
日本は政治的な話があんまりおおっぴらにできない精神性みたいなものがある気がする。私自身も含め無関心過ぎるという感覚が、李小牧という人物を通して否応なく映し出される。
映画自体に政治的メッセージはなく、主人公である李小牧氏のキャラクターの強烈さも相まって、特異な選挙映画という見方もできるが、これはやはり、我々にこの国を考えさせる鏡のような映画だと思った。
淡々と映し出される選挙戦だけでも本当に色々考えさせられる。
多くのものをカテゴライズして型にはめてみるものの見方は合理的ではあるが難しいな、ということを痛感させられた。日本人だとか、外国人だとか、サラリーマンだとか、水商売だとか。自分自身にも課題だ。
政治に無関心な人にこそ観て欲しい映画である。