一つの部屋と会話で紐解かれていくある女性の死の真相。
それを導き出す(きっと最初から全部知っていただろう、けれどバーリング一家一人ひとりの口から聞き出すことが重要だったんだろうなぁ)警部グールと容赦…
ああやって描かれるといかにも裕福な家庭の人間が寄ってたかって一人の貧しい女性を不幸のどん底に突き落としてる風に見えるけど、一つ一つの悲劇の発端はエヴァ自身の行動の軽率さにも起因するような気がしていま…
>>続きを読む尺と内容の質をトータルで考えるとめちゃくちゃスマートだし◎
戯曲らしい会話劇の濃密さ○
各登場人物のキャスティングがしっかり各々の抱える過去を納得させる出で立ちで○
スマートさが良くも悪くも、…
デヴィッド・シューリスの暗く鋭い眼光が同席の者ひとりひとりを貫き、明かされてゆく事実の重みが部屋を支配する会話劇だったな。
舞台は1912年英国ですが、現代日本の貧困事情と重なる部分も多い。という…