天国も地獄も信じてない派の人間だからそういう意味での恐怖みたいなのは感じなかったけど、不穏さや不気味さはひしひしと感じた。
ただ、映画の本質は理解出来てないと思う。
この映画が1960年に撮られた…
前半はつまんなくて観てなかったまである。
「あてはみんな知ってんのやで!」って叫びながら首絞めるんだけどちょっとゆとりがあるんだよね…でも迫真の顔で首を絞めるし苦しむし、俳優ってすごい。
地獄行…
罪にまみれた人間たちが地獄の業火に苦しめられる。地獄のイメージが非常に強烈で、そのビジュアルもディテールが凄く凝られていて世界観の出来にびっくりした。
終始雰囲気が不気味で嫌なことが絶え間なく起こ…
実相寺昭雄「無常」の田村亮が、「極楽は無いが地獄はある」と宣った場面が目に浮かんだ本作、中川信夫監督の、新東宝末期の断末魔と重なる、大学生清水四郎天知茂が、死神の友人田村沼田曜一により引き起こされる…
>>続きを読む2025.330本目
あまり面白くない現世パートが長い。
後半はようやく地獄。古い映画で画質も妙に不気味なんで雰囲気はある。
なんで地獄で彼女といるのか、なぜ服を着てるのかなど意味不明な箇所は…
凄いなこれ。カオスすぎる展開に呆然。
コントかギャグ漫画みたいな流れで人がバタバタ死んでいくのには笑っちゃうんだけど、死神めいた田村の異様な存在感は非常に不気味。
現代の感性では作れない、まさに…