怪猫呪いの壁の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『怪猫呪いの壁』に投稿された感想・評価

ポーの「黒猫」が元ネタだろう。猫の呪いが屋敷を襲う。三隅の怪談映画。
3104
3.1

今年初ヌーヴォ。本年もよろしくお願いします。

16mmの粗い絵と音が雰囲気を後押し。“化け猫”が飛んだり屋根をぶち破ったり、天井を逆さに疾走するなど特撮の奮闘が光る。

ストーリーは粗い。科白が時…

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入江たか子不在により、ますます勝新映画と化しているが、壁から女が出てきたり化け猫が天井を這ったりと、怪異の表現は豊か。
しかし、最後はまたしても勝新と共闘。
3.2

大映怪猫シリーズの1作。監督三隅研次・主演勝新太郎と後の座頭市コンビだね。
シリーズものとして他作品との差別化に苦労の跡が見えそうな感じ。
タイトルにある呪いの壁のくだりは、エドガー・アラン・ポーの…

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アノ
3.5
面白い。
恐怖演出というよりはやはり活劇面に目が行く。
屋内から瓦ぶちやぶって屋根に飛び乗る化け猫女最高。

白塗り時代の勝新太郎が主演の化け猫映画だが、実はけっこう手のかかったことをしていて悪くない。特撮ではなく美術や照明によって強引にお化け屋敷を作り出しているのだが、そのアナログ的な手作り感が時代劇の雰…

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