このレビューはネタバレを含みます
主人公の女の子が自分と同い年で、小3の頃に震災を経験し家族を亡くした設定からして、強く感情移入し、中盤から終盤にかけて涙が止まらなかった。
前半は非常に重いが、後半の再生の物語には希望を感じられて、…
他者との会話、ロードムービーなのにほぼ移動の省略。
旅ではなく帰省、道中よりも他者との会話が多いのはそのため?
原爆、クルド人、震災、今の日本を撮ろうとするドキュメンタリー風なカメラワークも会話…
広島→岩手へ
失った家族と過ごした町に向かう
女子高生のロードムービー
まるでドキュメンタリーを
見ているような感覚だった
道中に出会う人たちが
素朴で本当にご近所さんに
居そうないい人ばかり😌
…
「2/デュオ」「M/OTHER」の諏訪敦彦監督が、喪失、出会い、別れ、再生を描いた最新作。
東日本大震災の津波で家族を亡くした17才のハルが、
広島の呉市で同居していた叔母が倒れたのをきっかけに、…
モトーラ世里菜の魅力的な演技力はここ最近みた女優の中では、群抜いており映画の題材にもかなりマッチしており、引き込まれる。ロードムービーなのか?間を大事にしているからなのか、テンポはゆっくりなので人に…
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おすすめされてはじめて知ったけれど、観れて本当に良かったです。
それぞれの癒えていない、解決していない部分と「向き合う」映画だったように思う。
観客もハルを通して、さまざまな人の語りを聞く。生活史。…
現実そのものを見ているような映画だった。
主軸は東日本大震災の受容だが、様々なトピックが絡まり合い、如何ともしがたい現実を突きつけられた。
「風の電話」の存在が出てくるのが残り30分だったのに少し驚…
現在の説明過多映画に毒され
早送りで映画を観る様なバカには不向きな名作
演技から演出から全てが淡々としているからこそ響いて来るリアリティ
出会う人々の自然な優しさが良かった
バチッと終わるラストも…
© 2020 映画「風の電話」製作委員会