心の傷を癒すということ《劇場版》の作品情報・感想・評価

「心の傷を癒すということ《劇場版》」に投稿された感想・評価

精神科医って聞いて昔は得体の知れないお医者と感じていた幼少期

PTSDって言葉をよくメディアで聞くようになるうちに誰にでももなりうる心の病であることを認識するようになる

本作品は阪神大震災の渦中にある神戸で精神科医として被災者の心に寄り添いながら一生を全うした精神科医の物語

泣いた、、、
前半 色んな人との関わりを丁寧に描いているからこそ、後半 再開できた時の安堵感はこちらにも伝わってくる。その中で新たに出会う人たち、特に谷村美月さん演じる主婦は、自分もそうなってしまうのではないかと思うからこそ、どうにか糸口を掴んで欲しいと見守るしかなかった。
安さんにしか見えない柄本佑さんの演技も良かったし、『東京物語』の粋な使い方も良かった。
nagisa

nagisaの感想・評価

3.7
Movil-1
既視感があると思いながら観ていたのですが、テレビドラマだったのですね☺️
きた

きたの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

なんて優しい先生なのかな。
心が救われる言葉がたくさんあった。
観客がみんな救われたのではないかなと思う。

中でも特に心に残ったのは、
弱くてもいい、弱いから他人の弱さを理解できて助け合える。
というセリフ。
そして、地震ごっこをして遊ぶ子供達を叱る大人への言葉。
あれは私もあの場に居たらけしからんと怒ってしまいそうだけど、こういう医師がいることで怒られる側も怒る側も救われるんだなぁ。


今、コロナで苦しむ世の中で、これは地震とは違うものだけど広義の意味では同じ災害だと思う。
そんな時に観たので余計に心が救われたのではないかと思う。

泣かせにきてるシーンもあったかと思うが、それが分かっていても泣いてしまう。

これもミニシアターだけの上映にしておくのはもったいないです(ドラマの再編集だとしても)。
多くの人に観てもらいたい。
湯

湯の感想・評価

4.0
ドラマを見てからの劇場版。
理由がいっぱいあるのは無いものと一緒。
心のケアとはひとりぼっちにさせないこと。
精神科医とは人間の心という複雑なものを知ろうとすること。
辛い時は言葉にしないと後から心が痛む。
すごく興味深い言葉ばかり。
いつ起こるか分からない災害。自分自身が身をもって命の尊さを感じることのできた作品。

このレビューはネタバレを含みます

いっぱい泣きました。大切な事が詰まってると思う。理由が沢山あるのはないのと一緒。弱い事は恥ずかしい事じゃない。誰も1人にしない事。
かける言葉が優しくて、胸がいっぱい。

「おしばなにしよ」っていうで
miyani65

miyani65の感想・評価

3.9
 秀作です。
テレビドラマを編集したとは思えない。

阪神大震災で、私たちは気づいたことが、
今なぜいかされないのか。

「心の傷を癒すということ」ですよね。
MegKinjo

MegKinjoの感想・評価

5.0
2021/3/29
「理由がたくさんあるっていうことはないのと同じ」
ドラマ版未見の状態で見た。
これはきっとドラマ版で最初は見た方がいいやつかも。きっと回を重ねて時間を使って描写していたことを省略したんだろうなって気配が特に前半にあったから。

他者のケアに尽くした人でさえ、(むしろだからこそ)自分の恐怖や不安を表現するのをためらってしまう瞬間はとても人間っぽい。
車椅子で、客観的に医者に見えてるか平岩紙に確認するくだりの柄本佑の優しい声の出し方よ。あんなに優しい語り方で発話できる人いるんだな。
誰も孤立させないって心から思った人がこの世界にいたんだって知れただけで収穫だし勇気出る。







映画とは直接関係ないけど、今の日本人にとっての地震って結構身近にある非日常のドアというか、なんとなくかなり高い確率で地震による日常生活の破綻が訪れるかもしれないという認識が、頭のどこかにある状態で生活をするのってわりと日本独特なのかなと思った。日本人にとっての地震のようなものって海外の人にとっては戦争や内紛や差別などまた別のなにかなのかなと思いながら見ていた。
ごま

ごまの感想・評価

3.8
日本でまだPTSDという病名が普及していなかった1995年。
先駆者は大変だけど、安克昌先生の確信を持った取り組みは偉大だと思えた作品でした。

「弱いことは恥ずかしいことじゃない」

本当にみんながそう思えたら、もっと生きやすい日本になるのでは。

そして、最近の柄本佑が素敵すぎる!
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