うつくしいひと サバ?の作品情報・感想・評価

「うつくしいひと サバ?」に投稿された感想・評価

ヴレア

ヴレアの感想・評価

2.5
コンテンポラリーダンスって何ぞや?

同じく熊本を舞台にした「うつくしいひと」に続く第二弾。
前者が震災前で、今回のが震災後に撮られたものとなる。

1作目は熊本の魅力を伝える観光映画の趣きだったが、2作目である「サバ」は、熊本地震において一番被害の多かった被災地が舞台となっており、全く意味合いの違う作品となっている。ちなみに「サバ?」とはフランス語で「元気?」や「大丈夫?」の意味があり、熊本へのエールがこめられている。

相変わらずストーリーは無いようなものだし、橋本愛が居なくなって高良健吾演じる探偵が主人公になってしまっている為、よりグタグタ感が増している。

しかし、震災の爪痕が生々しく残る地で、石橋静河が踊る謎のダンス(コンテンポラリーダンスというらしい)を見た時、なんとも言えない感情が押し寄せて来て、なんかわからないけどこれは芸術だと感じられた。なので、1作目よりは点数を上げました。
hmkry

hmkryの感想・評価

4.0
コンテンポラリーダンス踊る石橋静河がものすごく良い。踊りだけで伝わってくる感情。
16年「うつくしきひと」・・・その後に起きた熊本地震

被災地を織り込んだ続編
悲しみだけに終わらせない、スタッフの復興への願いが込められています
石橋静河のコンテンポラリーダンスが見たくて見た、すごくよかった、ほんとにダンサーだ〜しなやか、あとフランス語の発音うまい

ほとんどのフランス語が聞きとれたのでフランス語曲がりなりにもやっててよかったな…そろそろパリ行くか…と思いました
Oshi

Oshiの感想・評価

4.1
クサい事とか熊本に直接言いにくいんだろうなって事をフランス語で話すとすごくちょうど良かった。

石橋静の圧倒感がすごい。君の鳥〜のときはフラットに人と繋がっていく印象だったけど今回は全然違った。風景と併せて圧倒的だった。

あとフランス語で会話が進んでるときに全くフランス語を理解しない高良健吾がずっと聴いて理解し続けようとする姿勢は学ぶところがいっぱいあるなと思った。
アマゾンプライムビデオで。

高良くんの探偵がチャラくてうさんくさい理由が「探偵ドラマを見て探偵になった人」だってので合点した。

クライマックスの被害にあった場所場所での喪服を着た石橋静河さんのダンスは素晴らしかった。
映像に残されたダンスっていうのもけっこう好きかもしれない、注視することが出来るのがいいなと思う
noel

noelの感想・評価

4.5
亡くなった奥さんであるマリの遺骨を持って熊本にやって来たマチューという名のフランス人を、益城の仮設住宅に住む彼女のお父さんのもとへ案内することになったこのシリーズの主人公である私立探偵の玉屋末吉とその友達の二日間(たぶん)のお話。

前作のヒロイン透子が「フランス語が話せそうな顔してる」からと彼女のバイト先の橙書店にマチューを連れてった末吉たちだったけど透子はお休みで、でも代わりにバイトに入ってた明日香がフランス語喋れる(しかも「ちょっとですよ」レベルでは無理な通訳っぷり)というめちゃくちゃ無理矢理な設定だけど、許す!
そして益城で偶然居合わせた若い女性マリエがマチューの奥さんとえらい共通点がある上にフランス語喋れるというあり得ない設定だけど、これも許す!

だって私はフランス語学習中の熊本モンだから。(笑)

高良健吾や中原丈雄という有名どころだけじゃなく脇も熊本出身者勢揃いのなか、なぜ熊本と縁のなさそうな石橋静河がヒロイン?と最初思ったけど、観た後は疑問の余地は何も残らない、むしろ、行定勲監督さすが!としか言えない。
熊本弁も全く違和感無かったし、彼女の美しさと存在感がとても効いてて、そしてあのダンス、特に阿蘇神社の楼門と熊本城の石垣と阿蘇大橋の付近で踊る場面は涙無くしては見られません。

我らの愛しのくまモンももちろん登場するんだけど、謎だった前作と違い普通にある光景かつ彼らしい役回り。

えいえいおー!

震災の爪痕がまだ生々しい時に、あえてこの作品を撮ってくれた行定監督ありがとう。
熊本をベースにした、『濱マイク』シリーズのオマージュ作品。濱マイクを見た後にこの2作品を見るととてもわかりやすい、作品。久々見たくなりました。
サカナ

サカナの感想・評価

3.5

前作「うつくしいひと」より第2作目となるこの作品。サバ?の方ではより震災の色が強く、被災した熊本城や益城町の崩れた家など…痛々しい被災地が印象に残った。

コンテンポラリーダンスでは、熊本の美しい自然と被災した建物と哀悼の意を込めたのか喪服を着た女性によるダンス…。それらが実にマッチしていて美しかった。

このシリーズ2作品を見たが、熊本の方言は全然耳慣れしていないので時々聞き取れない部分があったが、それもまた良い。
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