悪魔の毒々映画をカンヌで売る方法!の作品情報・感想・評価

「悪魔の毒々映画をカンヌで売る方法!」に投稿された感想・評価

インディ映画会社トロマの社長ロイド・カウフマンが自らカンヌへ赴き、自身の作品をどうやって売り込むかを実践するハウツー形式のドキュメンタリー。

監督はもちろん作り手達も『悪魔の毒々モンスター』や『カブキマン』のようにハチャメチャ。

過激な扮装で道を練り歩いたりパーティしたりおっぱい出したりと表向き派手なパフォーマンスの裏で、現地向けに企業説明をしたりプレスを呼んで取材を受けたり買い付けに来るバイヤーに営業したりと堅実な販売戦略があった。

若者がバカ騒ぎするのは見てられないが、カウフマン社長自ら率先して30年以上もバカをやる姿には微笑ましくなる。

イーライ・ロス、スタン・リー、ジョージ・A・ロメロらのインタビューも収めた特典映像の映画講座が意外とタメになる(笑)。
"トロマ"という言葉を聞いて即座に爆笑、もしくわ失笑する人はかなりのB級映画マニア

ロイドカウフマン&マイケルハーツが設立、アメリカを拠点とし「悪魔の毒々モンスター」「チキンオブザデッド」「キラーコンドーム」などイカれた映画を70年代から量産している老舗映画製作会社

今や大物監督となったイーライロスやジェームズガンもここの卒業生

本作は、そんなコアなマニアが喜ぶコアなドキュメンタリー

カンヌ映画祭で大暴れしたり長年密接な関係を築き上げてきた日本の配給会社の人とハグし合ったり最高

このドキュメンタリーを見ると、日本とトロマがいかに密接な関係なのかよく分かる
トロマ版「ザ・プロフェッショナル 仕事の流儀」。
20年近く毎年カンヌ映画祭に出向き、トロマ映画をバイヤーに買ってもらうためメチャクチャやっており、その様子のドキュメンタリー。案内人はロイドカウフマン社長。映画だけでなくリアルでも反骨精神溢れまくりの姿勢に痺れる。
気性の荒い若者スタッフが無茶してトラブルを起こし警察沙汰になってもカウフマンは飄々とそれらをかわしていく姿がカッコいい。とにかくスタッフはみんな楽しそう。
低予算悪趣味映画を得意としているトロマ社が、カンヌ映画祭にて自社製品の売り込み作戦を決行する。ロイド・カウフマン率いるトロマ班の珍道中を追っているドキュメンタリー。ロイドは1971年度からカンヌでの売り込みをおこなっており、本作では2001年度が舞台となっている。

ロイド・カウフマン社長は典型的な倹約家。何をするにも節約が最優先であり、同行スタッフもボランティアばかり。アホな映画ばかり撮っている人たちなので、売り込むための手段も見事にアホ。

とりわけ、映画のキャラクターに扮して町を練り歩く「ちんどん屋」行為が圧巻であり、ジャッカスのメンバーも絶句しそうなほどのトラブルを巻き起こしていく。そして、ロイドが持ち前のポジティブ志向と行動力で飄々と応対していくのが妙にカッコいい。

独立系特有の反骨精神で逆風に立ち向かいながら、口八丁手八丁でメディアの目線を操作していく。カブキマンの原案を務めた日本人(カブキマンはナムコ出資)が登場するところ、ロイドとロジャー・コーマンのツーショットが拝めるところなど、見どころは枚挙に暇がない。
tori

toriの感想・評価

3.0
「悪魔の毒々モンスター」シリーズや「カブキマン」に代表される
アメリカのインディ制作会社トロマ社

ワーナーなどメジャーに対抗するためにカンヌで取った大胆な低予算戦略は?
かなりバカバカしい
切れ味の良くないジャッカス観てる感じ。カウフマンの人の良さ。特典は豪華。
Haman

Hamanの感想・評価

3.5
トロマチームのカンヌ珍道中。
ダグとかいう超問題児。絶対関わりたくないけども、トロマ映画を体現したような彼はとても魅力的。不覚にも最後の放尿でめちゃくちゃ笑ってしまった。
とりあえず編集者の賃金は上げよう。
zombie4263

zombie4263の感想・評価

4.0
トロマ作品を一つでも見たことがある人は是非見てほしい

ホテルでのワーナーだったかのワンちゃんがトロマの部屋に入ってくるシーンが一番好き
ほしの

ほしのの感想・評価

4.8
ロイド カウフマンがカンヌで映画を売り込む模様を撮ったドキュメンタリー映画。カウフマン率いるトロマ社の面々の宣伝売り込み活動がまんまトロマの映画みたいだった。にぎやかで猥雑で楽しげで。ジョークもふんだんに盛り込まれていたり、ワーナーをおちょくったり。自分はこの映画を観ると元気が出る。あれでイェール大卒ってロイドカウフマン超かっこいい!ロイドカウフマン絶対超頭いい!
タカラ

タカラの感想・評価

3.5
タランティーノの賛辞をカットして暴言奇行を映し続けるシニカルさ
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