絵画と神話と視線。燃ゆる心、28ページ目の秘密、追憶の音楽。たった数日による永遠の情熱。振り返ったマリアンヌと振り返らなかったエロイーズ。とても詩的な映画でした。
ただ、肝心の肖像画に描き手の感情…
多くを表情に出さないけど秘めた想いが熱い、そんな二人の演技が素晴らしく、ストーリー展開も少しずつ少しずつ高まって、とても綺麗な形でエンディング。
主な登場人物が全て女性で、それぞれの心の動きがなんだ…
結婚、出産、職業(ラストシーンの主人公の会話)などあらゆる面で女性の人権について確立していない時代背景で女性同士の恋愛を描くフェミニズム映画、前編を通してこんなに女性しか登場しない映画は初めて。
序…
「~1:09 女には制約があります そのせいで画題も限られます」「1:53:10 父の名で私が書きました」男性優位な18世紀フランスで女性として生きることの閉塞感が伝わる。だからこそ女性しか登場しな…
>>続きを読む(c) Lilies Films.