PROSPECT プロスペクトの作品情報・感想・評価

「PROSPECT プロスペクト」に投稿された感想・評価

にや

にやの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

最近アメリカ映画に多い、上手くいかない身内<理解のある他人(仲間)をテーマとする映画のSF版。
SFである必然と、上手く行っていないとはいえ、親を殺した他人と行動を共にする設定に疑問が。

短編バージョンも存在するのですが、そちらのほうが好きでした。
『大秘宝ワンピースを求めて来たら気色悪い山芋だった件』





どーもどーも、今日の気圧は何ヘクトペドロパスカル?ラーチャえだまめです。「カリコレッ!!」も中盤を迎えて参りました個人的に今年のカリコレで一番の目玉のおやじ候補に入れていたのが今宵ご紹介する映画【プロスペクト】!!!


本作のタイトルになっている「PROSPECT」には、“石油やガスなどの資源が眠る可能性のある地域”という意味と“期待、見込み”という2つの意味があるのですが、まさに本作のそのタイトル通りといいますか、“両方の意味”で深いな〜、そう思えてしまう映画なのでございます!!それはつまり







“PROSPECT”の為に父親の仇と手を組めるか?



「危険な惑星」×「10代の幼さ」この2つの要素が無ければ逆に言えば“絶対に選択しない”ハズなのです。これがもし安全な地球だったら?頼れる仲間がいたら?少女ではなく成人女性なら?父親の仇と手を組むなどあり得ないのです。またそもそも少女は父親と“上手くいっていた”親子だったのでしょうか?被害者が犯罪者に“同情”して仲良くなっちゃうアメリカの事件とかありましたよね?そんな心理が働いちゃった……という事だと私は捉えています。



興味のある方はコチラもどうぞ↓
https://edamamemamade.wixsite.com/edamame-movieimpact
indie138

indie138の感想・評価

3.0
この作品は独り立ちについてを描いているというのも主人公以外の登場者は欲に塗れた大人達であり常に選択を迫ってストレスを与え続けるからであり更にその中から生きる為にパートナーを選択しなければならないかつ目的の為には手段を選ぶなという事が生きる為には最重要であると提示されるのだが生きる意味とは?と若干考えさせられる物語ではありつつも独創的な映像表現に気を取られるのは悪くないだろう。
ありこ

ありこの感想・評価

3.6
ペドロパスカルが好きなので。
低予算SFですが、ドンパチも最小限に抑えた毛色の変わった作品でした。宇宙服がね、超良い。全編に時折流れるレトロポップもよく聴けば日本語で、調べてみると天井桟敷関連で驚き。どういうチョイスだ。チープながら西部劇のような面白さもあり大好きなペドロおじさんも適役で良かったね。まだ幼い精神に見合わない技術を持った主人公の少女はきっと自分も気づかぬうちに現実も空想の一部になってしまったんだろうと悲しくなったけど本人が逞しいので明るい未来が待ってるはず。
magnolia

magnoliaの感想・評価

2.0
森を抜けて視界が開けると、晴れた空いっぱいに静かに佇む1つの惑星、これがとても綺麗な映像だった

一応宇宙の話だが、どうも人類はどこかに行き着いたのち、後退したらしい、人の繋がりがほとんどない世界で少女が淡々と、歌に身を任せ、父を亡くし、治療のため人の腕を切り落とし、暗記した本を書き起こし、宇宙船を乗っ取っていた
現実逃避の仕方が面白い、案外そんなものかも

i'm not a prospector, i am a harvester
これはちょっと変わった手触りのSF。
ある惑星で採れる希少物資を採掘するため、主人公の少女シーが父親と共にやって来る。
ところが、ある事件が起こり、彼女は信用のおけない見ず知らずの男と共に、自らの判断でサバイバルせざるを得なくなる。
SFとは言っても、基本的には殆ど森の中だけで展開する低予算映画。
シーは短い冒険の間に様々な経験をして、幼さの残る顔から、逞しく自立した人間へと成長してゆく。
恋愛要素はないが、ちょっとシアーシャ・ローナンの「わたしは生きていける」に通じるムーディな佳作。
とーり

とーりの感想・評価

4.0
Clear? 呉越同舟一心同体。ヘンテコでありながら独特な世界観で、この作品には人を惹き付ける魔力のような何かがある。その魅力とは演技、演出、そしてSFオタクや哲学者を誘う裏方達の賜物だ(ex. 宇宙服イケてる)! 謎のグロ鉱物を巡る父娘の宇宙の旅はキメ細やかな粉塵演出と共にエクスペクトできぬ方向へ。舞台設定は基本的にはシンプルに森の中。我らのペドロ・パスカルはパスカルらしくノリノリにハッタリで勝負強くどこか憎めない人間臭さで、可愛くも逞しい少女シーと共闘していく羽目に。そこで築かれていく不思議な信頼関係に相互援助、彼女は困難に立ち向かっていくことで成長していく。始めは抜き差しならない関係でも、ここではお互いだけが頼り。デュプラス演じる父親はペチャクチャ口を開けながら物を食べるので最初から好きになれなかった、因果応報。流れる少女。全然違う話なのに何故か去年カリコレで見た『アルカディア』を思い出した。
個人的に宇宙服デザインだけは、SF界1のかっこよさ。過去のブロックバスター映画をリスペクトしながらも、新しいsf映画のフェーズに入ったのはわかった。言葉で説明できないけど。