映画『猿楽町で会いましょう』すごく良かった。よくある青春映画かと思ってたらかなり違った。この映画の良いなって思うところは、1番はスクリーンに引き込まれるところ。音楽が少なく、生活音が多めで、沈黙の間…
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その人のことを知れば知るほど好きになっていく場合もあるし、逆に知れば知るほど中身のない人間であることに気づかされ幻滅することもある。
自分がどういう人間なのか、何をやりたいのかを明確に答えられる人は…
自分の形が無いなって感覚が年々増えてきて奇妙な感覚になりながら観てた。
自分の形を他人に象ってもらい、他人の言葉を自分の言葉の様に話すユカの感じ何か分からなくもないかも。
しっかり胸糞映画、高評価…
「わたしに色ってあるのかな」
きゅんきゅんしながら観られていた前半と、違う意味で胸が締め付けられる中盤以降の落差よ……
嘘を重ねて、受け売りの言葉を吐いて、妬んで、存在も幸せも他人に依存している…
見る年代によって印象が変わりそうな作品なのかな。
若い時あんな事あったなぁとか、こんいう感じだったなぁとか、重なる部分もあり、楽しかった思い出や苦しかった思いでが蘇る。
恋愛ってしんどいし苦しいん…
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